iPad mini発表 11月2日WiFi版発売、28,800円から SIMフリー版は3キャリアで利用可能か

AppleからiPadのラインナップに加わる新しい7.9インチディスプレイの「iPad mini」が発表されました。


詳細スペックは以下の通り。

サイズ 高さ:200mm/幅:134.7mm/厚さ:7.2mm
重量 308g(Wi-Fiモデル)/312g(Wi-Fi+Cellularモデル
容量 16GB/32GB/64GB
ワイヤレス 802.11a/b/g/n Wi-Fi(nは2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 4.0
モバイルネットワーク モデルA1454
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)
LTE(バンド4および17)

モデルA1455
CDMA EV-DO Rev. AおよびRev. B(800、1,900、2,100MHz)
GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,900、2,100MHz)
LTE(バンド1、3、5、13、25)

ディスプレイ 1,024×768(163ppi・非Retina)
プロセッサ デュアルコアA5チップ
カメラ 500万画素iSightカメラ
120万画素FaceTime HDカメラ
接続端子 Lightningコネクタ
SIMカード Nano-SIMカード
その他 Wi-Fi+ CellularモデルはAssisted GPSおよびGLONASS、携帯電話通信による位置情報計測が可能

iPad miniは従来の4:3のアスペクト比を保ったまま、1024×768の7.9インチディスプレイに凝縮、左右のベゼルを片手で扱えるよう削った物。解像度が初代iPad、iPad 2と同一なため、今までのiPadアプリがそのまま利用できます。

Wi-Fiモデルの他に今回新たにLTE対応でWi-Fi+Cellularが従来のSoftBankに加えてKDDIからも発売されます。発売日はWi-Fiモデルの2週間後との事。

今回KDDIとSoftBankから販売されるのは「A1455」となるため、iPhone 5と違いKDDI版・SoftBank版は同じハードウェアを共有している事になります。

以前SIMフリーのiPhone 5でau版SoftBank版のNano-SIMカードを検証した所au版はモデルが異なるためLTEでしか接続できませんでしたが、iPad miniは同一ハードウェアである事を見ると、1台でドコモ・au・SoftBankの3キャリアで利用できる事になります。

EXPANSYS Japanでは早速SIMフリー版iPad miniの予約受付を開始しており、今予約すると$10引き&nano SIMカッターが付属するキャンペーンを行っています。

SIMフリーiPadはSoftBank版iPhoneのSIMカードを挿入してAPNを変更して利用できる事は先日の「SoftBank iPhone 5のSIMカードをSIMフリーiPadで検証してみた」のエントリで確認できたので、SoftBank版iPhone 5のSIMカードを流用したい場合もSIMフリーiPad miniは面白い機種になりそうです。

次の記事
前の記事
アバター画像

キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。