2011年4月以降に発売された機種は全てSIMロック解除サービスを提供しているNTTドコモですが、iPhoneに関してはSIMロック解除サービスの提供を見送るようです。
NTTドコモが、20日に発売する米アップルの最新型スマートフォン(スマホ)「iPhone5s」「同5c」に対して特定の通信会社に利用を限定する「SIMロック」をかけることが明らかになった。同社が既存のスマホ向けに提供中のSIMロックを解除できるサービスについても、iPhoneに関しては採用を見送る。
ドコモ、新型iPhoneはSIMロック 他2社と同様 :日本経済新聞
今回KDDIもドコモもSIMロック解除不可能な仕様であり、SoftBankがSIMロック解除不能な仕様で販売された場合3キャリアSIMロックがかかった状態で販売される見通しになりました。
昨年までKDDIがCDMA版、SoftBankがGSM版とモデルが分かれていたのが、今年は3キャリアとも同じモデル(A1453)となるため、SIMロック解除が実現すれば3キャリアを自由に行き来する事ができる事が期待されていましたが、どうやらそれは実現しないようです。
iPhone 5ではVerizonが販売しているモデルがKDDIと同じモデルのSIMロックフリー版にあたり国内3キャリアで自由に使えるiPhoneでしたが、今年のA1453と同じモデルなのはアメリカのSprint。3キャリアすべてから販売される事になった今でもどうしても国内のキャリアを跨いで利用したい場合は、Sprint社のiPhone 5s/5cが狙い目かもしれません。