日本通信がLGのフラッグシップモデル「LG G2」の小型版「LG G2 mini」の自社のSIM「スマホ電話SIMフリーData」と組み合わせたパッケージとしてAmazon.co.jpにて販売開始します。
スマホ電話SIMフリーDataの料金プランもG2 miniの発売に合わせて強化され、音声通話機能付きで1,560円から利用可能。また、1年間の継続利用を条件に1GBの無料高速通信分が追加され、1GB/2GB/3GB/4GB/8GBの中から適したプランが選択可能に。
8GBプランでも料金は3,980円となっており、ドコモ・au・SoftBankなどの各社MNOと比較するとかなり攻めた料金形態なのではないでしょうか。
LG G2 miniパッケージはこれに加え分割払いで毎月の料金に合算する事ができるようになっており、24ヶ月の割賦払いで毎月1,420円の合計34,080円。1GBプランと一緒に購入しても本体代込みの月額2,980円で利用できます。
日本通信はLG G2 miniを世界で人気の「メジャーリーグ級の格安スマホ」として投入するようで、日本通信のプレスではおなじみの代表取締役社長の三田聖二は以下のように述べています。
「格安スマホとは、キャリアの高すぎる通信料金、日本のキャリアの自己満足(お客さまは必要としない)機能が搭載されたガラ・スマホと比較すると安い、という意味です。グローバル標準で十分クオリティが高いスマホを使うのが格安スマホなのです。格安スマホの市場を切り拓いた日本通信の責任として、グローバルなメーカーLGの製品をお招きし、Amazonで販売開始することで、本当の格安スマホを市場にお届けできるのはありがたいことです。」
MVNOが「格安SIM」としてSIMカードのみを提供する場合、端末の確保はGoogleのNexus 5やAppleのiPhone 5s/5cを除けば中古ショップでいわゆる「白ロム」を入手する必要がありましたが、こうやってサービス提供者が自ら低コスト高品質な端末をMNOのキャリアに頼らず分割払いで独自に提供する事はMVNO市場にとって大きな一歩かもしれません。
発売日は8月1日となっており、Amazon.co.jpからパッケージを購入し、身分証明書をアップロードし契約が完了するとG2 mini本体が届くという形になっています。