HTC J butterfly HTL23はグローバル機のHTC One (M8)/HTC One (E8)と違い、SIMスロットにSIMピンが不要な仕様のようです。
先日中国よりフォトレビューしたHTC One (E8)は専用のSIMピンでmicroSDスロット・nanoSIMスロットを取り出す仕組みになっていましたが、今回HTC Conference 2014でタッチ&トライしたHTC J butterfly HTL23はSIMピンを使わずこれらのスロットにアクセスできるようになっています。
おそらく今回HTC J butterflyはグローバル機にない防水機能を搭載したためにSIM/microSDスロットの開閉機構に防水パッキンを導入する必要があったことから、デザイン的に収まりの良いSIMピン方式から防水性の高い手動開閉に構造変更したものだと思われます。
また、HTC J butterfly HTL23はグローバルモデルと違い、SIMスロットを開閉すると端末が強制的にシャットダウンされる仕様となっています。HTCのグローバルモデルはiPhoneのように電源をオンにしたままSIMカードを入れ替えられるホットスワップ機能が特徴的ですが、HTC J butterfly HTL23では前モデルHTC J One HTL22に引き続き、この機能は無効になっています。
auから発売されている機種は実質au専用機となっており、SIMの差し替えも頻繁にするものではないためau側のサポートを考えると理にかなった仕様にローカライズされているのではないでしょうか。