以前SoftBank 4G LTEのAPNが判明し、他社端末でデータ通信が出来る状態になっていましたが、iPhone 6発売を目前にして、データ通信が出来ない仕様に変更されているようです。
SoftBankのiPhone 5、iPhone 5s、iPhone 5c用のSIMカードの接続先APNは「jpspir」というもので、これの詳細はiPhone用のキャリア設定ファイルから明らかになっています。今回、このjpspirへのAPNからのデータ通信が一部端末で制限されたようです。
なんか起きたらNote 3に入れてある禿5SIMが通信出来なくなってる。
— みくろん@娘可愛いbot (@micr0chan) September 18, 2014
アンテナピクト立ってて通話は出来るんだけどモバイルネットワークが繋がらない。 pic.twitter.com/KkWLBOqB5X
— みくろん@娘可愛いbot (@micr0chan) September 18, 2014
@kir1ca @micr0chan 当方、5sのSIMカードをNexus5に挿してますが生きてます(^_^;)なんでしょうね。。気になります。 pic.twitter.com/Xm4q5WGsoM
— Skyblue@バンコク (@skyblue_1985jp) September 18, 2014
どうやら通信できる端末と通信できない端末があるらしく、端末のIMEI番号をブラックリスト方式で弾いているのではないかと推測されます。手元のドコモXperia Z1 f SO-02Fで検証してみたところ、問題無く接続できました。
対照的にY!mobile化に伴い旧イーモバイルNexus 5のSIMはIMEI制限が撤廃されましたが、SoftBankとY!mobileを対照的に差別化していく目論見なのでしょうか。
SoftBankのiPhone用のSIMカードは3G時代からSIMフリー端末用として一部コアユーザーの間で重宝されており、LTE時代になってからはドコモのBand 1/3対応端末をSIMロック解除する事でSoftBank 4G LTEのBand 1及びY!mobile LTE網のBand 3を両方利用できたりと定評がありましたが、今回の規制はそういった非公式な利用方法を締め出す形になってしまいました。
今後SIMフリー端末をSoftBank 4G LTE網で利用する場合は、Y!mobileのSIMカードを使うしかなくなるかもしれません。