以前レビューしたY!mobileの403HWに付属している音声契約のスマホプランS(タイプ1)を他のSIMフリーのスマートフォンに挿入した場合のキャリア表示を検証してみました。
Y!mobileになる前のNexus 5のEMOBILE 4G-S契約のSIMカードではEMOBILEともY!mobileとも表記されず、どのデバイスに入れてもSoftBank表示の実質のSoftBankのMVNOのSIMカードでしたが、403HWの画面上ではY!mobile表示だったため、他の機種にも挿入して表示を確認してみました。
SIMロック解除したXperia Z1 fに挿入したところ。キャリア表示がY!mobileになっています。同じくSoftBank回線を利用しているNexus 5のEMOBILE 4G-SのSIMカードとはAPNも利用できるネットワークも同じですが、キャリア表示のみY!mobileにしっかりアップデートされているようです。
SIMフリーのiPhone 5sに挿入したところ。キャリア表示はY!mobileにならず、SoftBank表示になっています。どうやらY!mobileのSoftBankのネットワークを利用しつつキャリア表示をY!mobileにするSIMカードは、Androidでのみキャリア表示の変更が有効となっている模様です。
なお、純粋に旧イーモバイル網を利用しているGL04P/GL06PのSIMカードを挿入した場合ではiPhoneでもY!mobile表示になる事が確認できています。
Y!mobileはSIMカード単体でも購入できますが、SIMフリーのAndroidスマートフォンと組み合わせるとSoftBank表示でなくしっかりY!mobile表示になるのは嬉しいところですね。なお、Y!mobileのスマートフォン用音声SIMカード単体での運用はNexus 5を一括購入すれば1,490円で運用可能で最安となっています。