iMacの購入ページの説明によると、今期モデルのiMacのFusion DriveはSSD分の容量が大幅に削減されているようです。
Fusion DriveはHDDとSSDをハイブリッドに利用し、よく使うOSのファイルなどをSSD部分に格納することで高速動作と大容量を低価格で両立したドライブ。昨年のiMacは1TBのFusion DriveのSSDに128GBのSSDを搭載していましたが、iMacの購入ページによると今年のモデルは1TBのFusion DriveはSSD容量は24GBに削減。128GBのSSDは2TB以上のFusion Driveにのみ搭載されるラインナップとなりました。
実際Fusion Driveを搭載したMacを普段使いしたことがないのでこれがどの程度パフォーマンスに影響するのか未知数ですが、El CapitanのOSと普段使うアプリケーションは合計24GBに収まってくれるのではないかと思うので、普通のHDDと比較した場合は体感できる高速化は期待できそうです。新型iMacで128GBの高速ストレージ容量があるFusion Driveが欲しい場合は2TBか3TBのものを選択するよう注意しましょう。
また、iMac 27inchはRAMとストレージがユーザーの手で増設できますが、RAMと比較してストレージは本体の分解を伴い手間がややかかるため、最初からFusion Driveを選択すると楽そうです。
新型iMac 21.5インチ4Kより27インチ5Kモデルが「買い」な理由。拡張前提で標準モデル+Fusion Driveがオススメ