Appleから販売されている「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」が4Kの60Hz出力に対応した新モデルにアップデートされました。
2015年の電源・外部出力端子がUSB-Cに統一された新しいMacBookを補完する形で発売された「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」は、USB-C端子1つで充電や外部機器の接続を行なっていたMacBookにおいてUSB-Cの充電、HDMI出力、USBメモリなどのUSB type A機器を同時に利用するためには必需品でした。
しかしHDMI出力に関してはHDMI 1.4bどまりであり、4KモニターへのHDMI出力を行う場合30Hzどまり。のちに発売された4K60Hz出力対応のMacBook ProやiMacでも、60Hzで4Kモニターを使うにはサードパーティの出力アダプタが必須でした。
今回新たにモデルチェンジした「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」は見た目こそ変わらないものの、純正でしっかり4K60Hz出力できるHDMI 2.0に対応。サードパーティの製品であってもUSBハブとUSB-C給電を兼ね備えているHDMI出力アダプタは30Hzどまりのものが殆どのため、公式にHDMI 2.0対応のアダプタが出たのは朗報です。
なお、更新された公式のサポートページによると4K60Hzに対応しているMacのモデルは以下のとおり。
- 2017年以降に発売された15インチMacBook Pro
- 2017年以降に発売されたRetina iMac
- iMac Pro
- iPad Pro
上記デバイスを利用しており、4KモニターへのHDMI出力と同時にUSB-C充電+USB外部機器を1本のUSB-C端子で済ませたいユーザーにはおすすめのアイテムです。なお、価格は税別6,800円となっています。また、同じ製品名のため確実に新型を手に入れたい方はApple公式サイトから購入するのがおすすめです。