GaN採用の世界最小65W USB PD充電器「SlimQ」がクラウドファンディングに登場、type A+Cの2ポート搭載

公開:2019.9.4 / 最終更新日:2019.09.04

クラウドファンディングサイト「Indiegogo」にて、世界最小を謳うUSB PD対応の充電器が出資を募集しています。


SlimQはUSB type CポートとUSB type Aポートの2つの端子を搭載し最大65Wの給電が可能ながら、60WのApple純正USB-C充電器と比べて半分以下の重量・サイズを実現している充電器。USB type Cポート単体では最大65Wの出力が可能で、13インチMacBook Proであれば純正と変わらない速度で充電が可能。USB type Aポートを併用した場合でもUSB type Cポートが45W、USB type Aポートが18Wの同時出力ができます。

以前レビューしている製品ではGaN(窒化ガリウム)を用いて小型化を実現したRAV Powerの61W充電器Ankerの30W充電器がありますが、SlimQに関してはそれらの製品に劣らずコンパクトにも関わらずUSB type Cポートに加えUSB type Aポートも兼ね備えているのが最大の特徴。1台の充電器でMacBookとiPhoneを同時に充電でき、荷物を大幅に減らす事ができます。

なお、RAV Powerの61W充電器は1ポートで151gなのに対し、SlimQはたった91gとなっており、2ポートでありながら圧倒的に軽量です。

価格に関してもクラウドファンディングの数量限定のEARLY BIRDに間に合えば3,718円で購入可能。なお、1ポート45Wの廉価版も3,081円で購入する事が可能です。

同じ窒化ガリウム採用の小型充電器ではAnkerが2ポート60Wの新製品を発売したばかりですが、type Cを2つ兼ね備えているだけあり178gとなかなか重量級。荷物を極限まで減らしたい方はクラウドファンディングに挑戦してみても良いかもしれません。なお、今支援すると発送は9月中との事で、クラウドファンディングにしてはかなり早く手に入るのも魅力的です。詳細は以下のリンクから。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。