MagSafeのマグネット機構を利用して、卓上のワイヤレス充電器でありながら位置合わせが正確にできるAouevyoの充電器をレビュー用に頂いています。
今回頂いたのはAouevyoのワイヤレス充電器。従来のワイヤレス充電器にMagSafeのマグネット機構を取り入れる事によって、端末が充電器のワイヤレス充電コイルからズレてしまって充電できていないといった事を事前に位置を正確に合わせて予防できる製品となっています。
入力はUSB type C、充電方式はQuickCharge 3.0とUSB PDに対応し、USB充電器は同梱されないため別途用意が必要となっています。
同梱物はUSB type A-type Cケーブル、両面テープ、充電器本体。PD対応であれば両側type Cのケーブルも同梱されていてほしかったところ。
充電器本体は金属製でずっしりとしており、充電面はガラスのパネルに十字に滑り止めのゴムが乗っています。
背面は4つのゴム足がついていますが、中央に付属の両面テープを装着する事でマグネット吸着時にiPhone本体に充電器がついてこないよう卓上に固定する事も可能。7.5W、10W、15Wのワイヤレス充電に対応と表記されています。
USB PDの充電器からtype Cケーブルを繋ぎ、iPhone 12 Pro Maxを充電したところ、MagSafe充電表示が出ました。
ただ実際に電力を計測したところ、10W弱でした。
「位置合わせのためのMagSafe」という選択肢
現在出回っているMagSafe系のマグネット充電器はマグネットでiPhoneをスタンドに固定するものやマグネットでiPhoneの背面につけるものが主流となっている中で、今回のAouevyoのワイヤレス充電器は従来の卓上のワイヤレス充電器とほぼ同じ充電スタイルのまま、MagSafeで位置を合わせるという別のアプローチの充電器。磁力に関しても純正MagSafe充電器などと比べると弱く、背面に付けっぱなしにして使うというよりかは充電中の位置ズレを防止するに十分な弱目の磁力となっているのも面白いところ。
付属の両面テープを使って固定すれば「卓上で充電できる手軽さ」に加えて「磁力で位置合わせされる正確さ」といいとこ取りができるので、卓上で充電するワイヤレス充電器+αでMagSafeのメリットを取り入れたい方にはおすすめできるアイテムとなっています。
今回紹介したAouevyoのワイヤレス充電器は記事公開時点でAmazonにて3,599円で販売中。従来の置くだけ充電スタイルをちょっとだけ良くしたい方はいかがでしょうか。