PCのモニターの上から手元だけを照らす、大型のバー照明「EppieBasicデスクライト」レビュー

デスクの端にモニターアームのようにクランプ式で固定し、モニターの上から手元照らす事のできるEppieBasicのデスクライトをレビュー用に頂いているので紹介していきます。


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今回紹介するEppieBasicのデスクライトはデスクの端に固定し、アームでモニターよりも高い位置に固定できるのが特徴のバーライト。指向性の強いライトとなっており、手元だけを照らしてモニターには光が映り込まない仕組みからPCと共存させやすい照明となっています。

ブラックとホワイトの2色がラインナップされていますが、今回はブラックをレビュー用に頂いています。

PC+デスク作業が両立できるデスクライト

デスク上にPCのモニターを設置したデスクは、モニターが面積を占領しているため卓上の作業を照らす照明の配置が課題になってきます。そこで導入したいのがPC環境との両立に特化したデスクライト。

当サイトでも以前PCの画面上に設置するタイプのバーライト「BenQ ScreenBar Plus」という製品を取り上げていますが、これはPC上部のベゼル部分に固定して指向性の高いライトを下向きに照らす事で、画面側にも映り込まず手前の目線にも入らないため眩しくも無く、手元の卓上部分だけ照らせるというもの。

同様のバーライトは他のメーカーからも発売されていますが、近年のモニターはベゼルが細すぎてベゼル部分に固定できないという問題があり、私のデスクで使っているHUAWEI MateViewも例に漏れずBenQ ScreenBar Plusが画面部分にはみ出してしまい使えず、以前紹介したデスクツアー記事でも照明は壁側の間接照明に留まっていました。

しかしこの環境だと卓上で紙の作業をする時などに手元が暗く、今の新しいデスク環境に盛り込める照明が欲しいな、と思っていた時に製品提供のお話を頂いたのが今回のEppieBasicのデスクライト

今回の製品はモニターの上に固定するのではなくモニターアームのようにデスクに直接クランプで固定するので、モニター側に固定できる縁が無くてもOK。更に横幅があるため、マルチモニター環境の広いデスクでも広範囲をしっかり照らすことができます。

それでは実際にデスクに導入していきます。

EppieBasicデスクライトをセットアップする

こちらがデスクライトに含まれるパーツ。クランプ部分、バーライト部分、ACアダプタの3パーツに分かれており、工具無しで組み立てが可能。

クランプ部分は根本の目立たない背面の位置にACアダプタの接続端子が配置されています。

バーライト部分は差し込むだけでスタンド側に装着可能で、真ん中の丸い部分を押し込む事でロックが外れて再度外すことも可能。電源部分は横の端子に差し込む形になっています。

外から見える部分なので、できれば電源は内側に内蔵してほしかったところ。

アーム部分はソフトなゴム素材で覆われており、かなり自由な角度に調整可能です

操作方法

EppieBasicデスクライトは上部のタッチ式ボタンに操作が集約されており、右端に電源ボタン、左3つで明るさと色温度を調整できるようになっています。

右から2番目のボタンは自動調光機能で、環境光に応じて自動調整されます。

電球マークのボタンをタップすると色温度が調整され、3,000K〜6,000Kの間を寒色寄り・暖色寄りに段階的に切り替えることができます。

左端の太陽マークのボタンは明るさ調整で、タップで段階的に行き来することが可能な他、長押しする事で無段階調整も可能。明るさは最大1100ルーメンまで対応。

クランプ式&大型でマルチモニターのPCデスク構築におすすめ

実際に今回のEppieBasicのデスクライトを導入して使ってみた感想としては、まず想像していた以上に大きく明るいということ。28.8インチのMateView(16:9モニターの27インチ相当)を大きく超える横幅となっており、180cm幅の天板に3枚のモニターを置いている環境に設置しても中央部が広く明るく照らす事ができました。デュアルモニター・トリプルモニター環境を構築して卓上を広く使っている方であってもおすすめできるサイズ感となっています。

しっかりと指向性のあるライトのためモニターへの映り込みや手前の眩しさも感じず、卓上での書類を明るく照らしながら作業でき、PC前での紙の書類の作業が快適になりました。

逆に気になった点はアームの剛性。首の部分の自由度が高いのは嬉しいものの、タッチ操作を行うとライトが揺れてしまう程度の剛性となっており、触らなければ気にならないもののタッチ操作時には気になるポイントでした。また、組み立ての部分でも触れましたが電源ケーブルがライトの手前で一度外に出てしまうのも外観上はやや気になる所でした。

といったデメリットはあるものの、この明るさ・サイズ・使い勝手で、Amazonでの実売価格は7,599円。大手メーカーのバーライトよりも安価かつクランプ固定で自由に設置できるので、モニターとは分けてライトを設置したい方にはコストパフォーマンスも高くおすすめできる製品だと感じました。

デスク構成にほぼ影響無く手元への照明が追加できるので、PCのマルチモニター環境&卓上の快適な書類作業の環境を両立したい方は是非検討してみてはいかがでしょうか。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。