今年は4月公開したデスクツアーにてトリプル5KディスプレイのIntel Macを突き詰めた環境を紹介しましたが、2022年に向けて大きく方向転換したデスクに組み替えたのでその全貌を公開していきます。
この記事の目次
動画版デスクツアー(YouTube)
YouTubeにて動画版デスクツアーも公開しているので、動画で見たい方は是非こちらもチェックしてみてください。
最強Intel iMac+トリプル5Kモニター環境の抱えていた問題点
2020年最終Intelモデル・最強スペックのiMacを購入し、左右にUltraFine 5Kモニターを接続する事で27インチ・5120×2880の5Kモニターを3枚並びで横に連ね、Intel Macの完成形を目指した前回のデスクツアー。Mac単体の環境としては非常に満足しており、5月に公開した新しいWordPressテーマをはじめ今年に取り組んだ様々なプロジェクトを何の不満もなく完璧にこなしてくれました。
ただしデスクツアーの文中でも取り上げたとおり、Mac単体環境としての完成度の高さの反面、Windows介入の隙が全く無いという点が懸念点でした。左右のUltraFine 5Kは入力が1端子のみで、しかもThunderbolt、そして輝度などの操作が全てMacのショートカットキーで完結するため物理キーすら存在しないという、Macスペシャルな環境。
今年はWindowsの自作PCを新たに組みましたが、このMacに特化したデスク構成をメインデスクとして据えていたため、この環境に組み込むのはとても難しく一年のうち活躍している時間はとても短かったと言わざるを得ませんでした。
そして2021年10月、Apple M1 Maxチップ搭載のMacBook Proが発表。MacBook Proを閉じたクラムシェルモードで使いデスクトップPCとして環境構築をするのは2020年のデスクツアーで最上位Intel MacBook Proで一度チャレンジしたものの排熱効率の悪さなどで一度断念しiMacに行きましたが、M1 Maxの高効率であればWindows+Macの二刀流デスクを実現できるのではないかと思い、iMac→MacBook Proの出戻りを検討し始めました。
とは言いつつUltraFine 5Kモニターは入力が1つしか無く、Windowsをどう介入させるかが課題というのは変わらず。そんなこんなで悩んでいる時に出会ったのが、ファーウェイが新発売した「MateView」というモニター。
Apple製品にも似合う狭額縁のベゼル&アルミのユニボディで、雰囲気としてはAppleのPro Display XDRのエントリーモデルような佇まい。通常の4Kよりも縦に作業領域を広げた3840×2560の4K+解像度。27インチモニター並みの横幅という収まりの良さながら、縦の作業領域は32インチモニター並み。
複数の入力にも対応しており、WindowsもMacも入力して切り替え可能。
家電量販店で実機を見て実物の作りの良さに惚れ込んで「これを3枚並べたら最高だろうなぁ」と妄想していたところ、タイミング良くAmazonブラックフライデーで特価に。即3枚購入し、今回の環境構築に着手しました。
その結果が今回のデスクツアーになります。
昇降デスク+MateView×3枚+Mac&Windowsの2PC構成
完成したのがこのデスク。以前レビューした180cm幅のダイシン工業のスマート昇降デスクに3枚のMateViewを並べ、左に自作PC、右にクラムシェルの14インチMacBook Proという構成で両方のマシンで3枚全てのモニターを使えるような配線を組んでいます。
今回もデスク環境に導入したパーツを一つ一つ順を追って取り上げていきます。
椅子は引き続きストレスレス トーキョー
まずは椅子から。前回のデスクから続投で、エコーネスのストレスレス トーキョーというパーソナルチェア。購入から1年以上経ちましたが、スタイリッシュな外観、座り心地、自重によるリクライニング機構全てが高い満足度のまま気に入っています。
本来ストレスレスチェアの中でもこのモデルは作業デスク用のチェアとしては高さが不足しており調整もできませんが、デスク側を電動昇降デスクにしている事で、高さ調整非搭載のモデルでスタイリッシュな足を選ぶという選択肢が生まれています。
一日のうちのほとんどの時間をデスク前過ごす生活をしていても名前の通りストレスレスで、長時間デスクに向かうストレスを全て一手に引き受けてくれる心強い相棒。
前回デスクツアーで採用していたFlexiSpotの昇降脚+オーダー天板の環境からダイシンのスマート昇降デスクに入れ替えたのはこのストレスレスチェアとの相性という側面もあり、薄いダイシンの天板と後述するデスク後ろの配線ボックスを組み合わせることでオットマン+ストレスレスチェアを使った状態でデスクの下でくつろぎながらの作業が快適になったのが個人的に大きな進化ポイント。
既に家にあった適当なオットマンと組み合わせているもののあまりに快適なのでセットのオットマンを追加したいところですが、チェア本体と同様に高額でMateViewに近い価格なので現在は踏みとどまっている段階。2022年に余裕があったら強化したい部分です。
可能な限りケーブルを排除したケーブルマネジメント
今回のデスクでもこだわったのがケーブルマネジメント。視界から可能な限り配線を排除しています。
プラスGarageの配線ダクト
ダイシン工業のスマート昇降デスクの記事でも取り上げたプラスGarageの配線ダクト。デスク下でオットマンを使っても干渉しない配置と、完全に蓋をして視界からケーブルを消せるボックス式のためデスク下に設置するタイプの配線アクセサリと比べると圧倒的に見た目がすっきりするメリットがあります。
デスク下の見た目はこのとおりすっきり。下から見ても配線が綺麗なデスクのため、昇降デスクをスタンディングデスクの高さまで持ち上げても見栄えが良いのが今回のデスクの強みの一つ。非常におすすめなケーブルマネジメント用品です。
サンワダイレクトの昇降デスク用ケーブルカバークランプ式
昇降デスクから垂れるケーブルの処理に今回新たに使ったのがサンワダイレクトのケーブルカバー。昇降デスクに対応した蛇腹タイプで、クランプ式のためデスク本体への加工が不要な上、この手のダクトの中では見た目がスリムで収まりが良い印象です。
卓上の機器への電源供給は勿論のこと、今回WindowsとMacの2台のPCどちらへも有線LANを繋いで連携させたかったため、電源とLANケーブルをこれにまとめて床まで降ろしています。
2台とも有線LAN接続にしたことで接続が安定したのは勿論のこと、Windowsでゲームなどを動かした状態で映像をネットワーク越しにMacへ転送して配信する2PCライブ配信なども安定して可能に。また双方のストレージにLAN越しにアクセスして片方で収録した動画をもう片方へ転送するのもストレスフリーで、しっかり有線配線できるデスクにしたことで連携度が向上しています。
モニター:MateView×3枚
今回のデスクの主役。解像度3840×2560という特殊な3:2のアスペクト比のモニターで、入力はminiDP・HDMI・USB type C。1枚だけで使うと3:2のアスペクト比のせいで横が狭く感じてしまう欠点がありますが、横に3枚並べる事でこれを完全に解決(あまりに暴力ですが)。
実際使ってみると縦の長さは色々な作業で効いてくるのを実感しており、例えばAdobe PhotoshopやCLIP STUDIO PAINTなどのグラフィック系ソフトだと通常の16:9のモニターで同じレイアウトで作業するのと比べ、同時に表示できるレイヤーの数が格段に向上。作業効率がぐっと上がるのを感じました。
操作が本体底面のタッチパッドなのも特徴的で、お気に入りポイントは本体の顎を2本指スワイプする事で入力が切り替えられるところ。2本指ジェスチャーでWindowsとMacを行き来できるのは操作体験としてとてもモダンな印象を受けました。
VESA規格のモニターアームには非対応ですが、ここまで綺麗な足を付けてくれるのであれば正直モニターアームを使うよりデスクの見栄えが良いです。また、電動昇降デスクとモニターアームはあまり相性が良くないのを感じていたのも今回の購入理由の一つ。昇降時にアームごと画面が揺れるのがあまり好きではなかったので、剛性感が高く安定した足のモニターは昇降機構を使っても揺れないのが本当に気持ち良いです。
昇降デスクとの相性の良さは安定感だけではなく、上下の高さ調整が安定している点もあります。電動昇降デスクは着座時と起立時でモニターと卓上の位置関係のベストポジションが変わるため、立って作業する場合は少しモニターを上げられるのが理想。上下調整がド安定のMateViewは起立時にこれが一瞬でできるため、昇降デスクとセットで使うのが非常に気持ち良いモニターです。
余談、モニターアームを卒業したことでエルゴトロンが3本余りました。
MacBook Pro(M1 Max)周りの環境
続いて、14インチMacBook Proとその周りを紹介。
今回の環境の中核である14インチMacBook Pro。M1 Maxチップ、32コアGPU、64GB RAM、1TBストレージと、自宅据え置き利用中心では重要度が低いストレージ以外は最上位のスペックに。3枚のMateViewを同時出力してもファンが回り始めない圧倒的高効率は、外部モニターを繋ぐと今にも離陸しそうなファンの勢いだったIntel時代のMacBook Proと比べると雲泥の差。
クラムシェルモード利用時のスタンドはRain Design mTower Verticalを採用。接地面から少し浮いて設置できるため、冷却効率の良さは勿論のこと、卓上の見晴らしが良くなってMateViewの裏に置いても閉塞感が無いのがちょっとしたお気に入りポイント。あまり使っている方を多く見ないのですが、おすすめのスタンドです。
Touch ID対応Magic Keyboard+Magic Trackpad
Apple SiliconチップのMacをクラムシェルモードでデスクトップとして使うのであれば絶対導入したいと思っていたのが、Touch ID付きのMagic Keyboard。ワイヤレスで指紋認証が使えるため、今までiMacで不便していた認証ストレスの部分が全てこれで解消しました。
Magic Trackpad側は機能的には進化はなかったものの、丸角の意匠が変更されたためMagic Keyboardに合わせて新調。結果としては大満足で、横に並べた際の「しっくり感」は段違いに良くなりました。
Stouchi MagSafeスタンド
キーボード奥のMateViewの台座上には以前レビューしたStouchiのMagSafeスタンドを置いてiPhoneがいつでも充電できるようにしています。充電速度的にはAppleの純正MagSafe充電器を流用するため最大15Wと申し分なく、アルミ筐体の質感がとても良いのでアルミのモニタースタンドに添える充電器としては見劣りしない点もお気に入り。
Belkin CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock
M1 Max MacBook Proをデスク化するにあたって要となっているのがこのBelkin CONNECT Pro 12-in-1 Thunderbolt 4 Dock。MacBook ProにThunderboltケーブルを一本接続するだけでHDMI×2、Thunderbolt 4、USBなど様々な拡張ができるようになる上に90WのPD電源供給が可能なので14インチMacBook Proには殆どの場合十分。
背面にはHDMI端子が2つ搭載されているものの、両方別々の映像を出力できるのはWindowsのみ。macOSの場合2つの端子に繋いだモニター2枚はミラーリングになってしまうため、背面のHDMI端子は実質1つしか使えず、もう1つはThunderbolt 4端子を使う事になります(そのため3枚目のモニターを使う場合はMacBook Pro内蔵のHDMI端子を使っています)。
なお固定にはプラスGarageの配線ケーブルトレイを採用。高さもあり中身も丸見えなため無闇に電源などを放り込んで雑に設置すると見た目が散らかりがちなアイテムですが、このようにドックの居場所に使いつつスパイラルチューブで配線をまとめると綺麗に収まってくれて気に入っています。
HangHeng USBマイク
MacBook Proをクラムシェルで使い、MateViewをHDMIで使う構成のため、軽くDiscordなどで通話したい際にマイク入力が無い点に対する解決策として導入したのがこのHangHengのUSBマイク。シルバーの筐体でMateViewのそばに置いても違和感の無い外観かつ、ミニマルで主張しないのが選定ポイント。
通話用としては十分で、卓上に大袈裟なマイクを持ってこなくとも音声入力ができる点では良い買い物でした。
UGREEN カードリーダー
MacBook Pro内蔵のSDスロットは裏側に設置しているため使いづらく、BelkinのドックのSDスロットは机の下の奥にあるため使いづらいため、据え置きでUGREENカードリーダーを両面テープで固定してドックにUSB接続。見た目的に収まりが良いだけでなく、手元でサクッとSDカードからデータを取り込めるため作業効率向上に非常に有効。
Razer Nommo
発案当初はMateViewの内蔵スピーカーでも良いかなと思っていた今回のデスクですが、実際MateViewのスピーカーを使ってみると想像以上にイマイチだったので急遽追加で導入したのがこのゲーミングスピーカーRazer Nommo。
見た目がミニマルに仕上がっていて綺麗なだけでなく、ゲーミングスピーカーというだけあって音もはっきりしていて、迫力を楽しむというよりかは聞き取りやすい音で制作環境のモニタリングスピーカーとしては満足。
設置にあたって利用したのがエレコムのディスプレイボードで、これは本来モニター上に小物を置くためのアイデアアイテム。MateViewはモニターのスタンド自体が垂直な板であるという点を利用し、スタンド部分に直角に設置してスピーカースタンドとして活用しています。かなり安定感もあり、前から見た時にスピーカーの台座部分が見えず、かつ覗き込んで見ても収まりが良いのでトータルで満足な解決策でした。
Windows自作PC周りの環境
年始から組んだEra ITXケースの自作PCをデスク左端に配置。Era ITXのアルミ筐体はMateView+MacBook Proのデスクと統一感があって良い感じ。GeForce RTX 3060 Tiの3つのDisplayPort端子からそれぞれ3枚のMateViewへ出力しています。
アルカナイトUSB指紋リーダー
ケース前面のUSB端子にはアルカナイトのUSB指紋リーダーを搭載。MacもMagic KeyboardのTouch IDでロック解除できるので、これとセットでWindowsもMacも指紋認証対応に。卓上にPCを設置しているので左手人差し指で楽にロック解除できて便利。
ただデスク下にあった方が便利かなとも思うので、USB延長ケーブルで裏からデスク下のSDカードリーダー横あたりに移設も検討中。
Microsoft Designer Compact Keyboard+Logicool MX Anywhere 3
質感が気に入っているMicrosoft Designer Compact KeyboardとLogicool MX Anywhere 3をセットでWindows用入力デバイスとして利用。どちらもボタンで3台登録したデバイス間で切り替えができるので、Mac側で3DCGの作業などが発生する場合はワンボタンでマウスをMacに持っていったりもします。
DEPSTECH 4K Webカメラ
Windows側のMateViewの台座にはDEPSTECHの4K Webカメラを設置。モニター上に設置できるタイプですが、MateViewのベゼルがあまりに狭すぎて画面表示領域に食い込んでしまったので画面下に設置。
元々Web会議用に購入したWebカメラで画質も良いのですが、現在ではWindows上での3Dアバターのトラッキングデバイスとして利用。実写映像の会議用としては画面下はローアングルすぎるのですが、トラッキング用として使うのであれば人間の動きが取れれば全く問題無いのでここに落ち着きました。
エレコム MAGKEEP Magnet Charger
モニター裏に待機させておいても存在感が薄く、必要な時だけ取り出してiPhoneのTrueDepthカメラでトラッキング用に使えるMagSafeワイヤレス充電スタンドが欲しいなと思っていた時に見つけたのがこのエレコムのMAGKEEP Magnet Charger。
ロゴの印字が少し惜しいところですが、陶器のような質感で卓上のオブジェのように置いておけるデザイン性は非常にお気に入り。
取り出してiPhoneを設置すると表情トラッキングカメラ用に丁度良いアングルで、実際トラッキングアプリを動かし続けても電池残量がほとんど減っていかない程度にはワイヤレス充電できるので用途にはぴったりでした。
MAONO USBコンデンサーマイク
2020年のデスクツアーで紹介したMAONOのUSBコンデンサーマイクがしばらくお蔵入りしていたので、今回の新デスクに合わせて蔵出し。6,000円以下の価格でしたが指向性モードでの音は中々良いので気に入っています。
Razer Nommo用のスタンドに普段は置いておき、使う時だけ手前に取り出して使います。
UGREEN カードリーダー(2個目)
Windows機にもSDカードからデータを取り込みたい事がしばしばあるので、こちらにもMac用に右側に設置したSDカードリーダーと全く同じものを追加で購入して設置。隣にはUSB延長ケーブルを並べ、デスク手前でLeap MotionなどのUSB接続のデバイスを使えるようにしています。
その他デスク周りのアイテム
Philips Hue Play
先日レビューしたPhilips Hue Play。間接照明はデスクの雰囲気をがらっと変えてくれるので割とおすすめのアイテムです。PC画面連動機能もついていますが、使い方としてはもっぱらスマホアプリから気分に合わせたプリセットを選択するだけ。背面まで美しいMateViewの裏に設置するのはやや憚られましたが、普段は見えない部分なので見える部分まで雰囲気を良くしてくれるメリットの方が大きく、設置に踏み切りました。
WhieteLeaf 吸音ボード
前回のデスクで紹介したコンクリート調の剥がせる壁紙の上に今回新たに六角形の吸音ボードをPC周りだけ敷き詰めてみました。機能的には音の反響を抑えて声の収録クオリティを上げるという狙いもありましたが、スタイリング的な要素も大きく、Razer Nommoのスピーカーと組み合わせるとかなり「動画クリエイターっぽい」なぁという感じのデコレーションです。実際かなり格好いいので見た目だけでもおすすめ。効果の程はビフォーアフターをしっかり検証していないので正直未知数。
FreeBeeケーブルクリップ
デスク下からUSB PDのケーブルを生やしたくてケーブルクリップを設置。これで卓上でMacBook Airなどのサブのノートパソコンを軽く使ったりする時にすぐに電源が取れるのはかなり便利。
手前にケーブルを出す時のためのケーブルの尺はマグネットで固定して確保してあり、使わない時はデスク下に隠れます。このマグネットはAmazonでは終売していますが、探せば類似品は多く出回っているのでおすすめ。
山崎実業まな板スタンド(キーボード用)
本業の在宅勤務用MacBook Proもこの環境にたまに繋いで使うので、その時専用のMagic KeyboardとMagic Trackpadの置き場所がどこかに欲しくまな板スタンドを机下に両面テープで設置。使っていない時は完全に存在感が消えますが、必要な時はすぐに出せるのが便利。卓上に沢山キーボードとトラックパッドが散乱している状態が解消できました。
デスク右:LOWYA壁面収納パーティション
デスク右側は引き続きLOWYAの壁面収納パーティションを壁置きして充電コーナーにしています。
BoseのNCHP700やAppleのAirPods Maxなどをケーブルをほとんど見せずに充電。ヘッドホンはそれぞれ微妙に違う用途なので壁面収納に充電しながら並べています。
一時期お蔵入りしていたVRヘッドセットOculus Quest 2も今年は少し利用頻度が上がってきたのでここで充電。
VRヘッドセットが電源繋いで飾ってあるのはなんだかテンション上がります。
以前レビューしたHP Chromebook x360 13cなどの居場所もここ。ノートパソコンを何台も使っていると充電方法が悩ましいですが、最近はMacもWindowsもChromebookもUSB type Cに端子が統一されているので壁面収納であれこれ充電しながら置いておけてすっきり。大型のiPadの居場所もここ。
デスク左:あふれた小物はGabe Plusに
ルームツアーでもよく見かける棚のGabe Plusも引き続き使っており、日常的に使う小物はここに集約しています。
一番上は「買ったまま放置している」「運良くキャンペーンで当たったまま放置している」系のパッケージ置き場。忘れないように目に入るステージに上げています。近々開封してセットアップしたい子たち。
Elgato STREAM DECKは置き場所の検討とWindows・Macどちらで使うかの検討で悩んでいたらそろそろ購入から4ヶ月放置されているので開封したい(切実)。
二段目は以前レビューしたBelkinのBOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeを中心に、普段使うiPhoneやApple Watch、Galaxy Z Fold2 Thom Brone Edition、Xperia 1 IIIなどの一軍デバイスの充電場所。
三段目はハサミやナイフ、ペンなどの小物、財布や気分で入れ替えるApple Watchバンドなどを入れておくチェスト、カメラ用のバッテリー類を配置。
ソニーのフルサイズのα用バッテリーパック、APS-Cのα用バッテリーパック、ストロボ用の充電池が常に満充電されているので、カメラを持って出かける時はリロードして出発します。この運用にしてからカメラをUSB充電する事がほぼ無くなりました。バッテリーパックのリロード運用はとてもおすすめ。
家や車の鍵、iPad mini用のバッグなどお出掛け直前のアイテムはひとまとめに。
マグネットでtype Cケーブルをここに忍ばせているのですが、
これはiPad mini用。カバンに入れたまま充電しておけるので、バッテリーの小さいiPad miniでも「出る直前なのに充電し忘れてた!」といった事が完全に予防できます。ちょっとしたお出掛けに使えるiPad miniだけに、気合を入れて前日から充電といった事はしないので噛み合う運用を探った結果こういう形になりました。
その下の段にはお出掛け用PCのM1 MacBook Air、普段使わないApple Watchバンドのコレクション、最下段にはWiFiルーターと電源格納ボックス、Windowsでたまに使うLeap Motionを置いています。
方向転換をし、大胆な破壊と創造で作った2021年最終デスク
2021年前半にはMac単独での最強を突き詰めたデスクを構築したものの、後にやりたい事が増えてきて思い切った方向転換をして作り直したのが今回のデスク。結果としてはかなり満足しており、実際Windows+Macを組み合わせた作業が非常に気持ちよく進められるようになっていて、作業の中でこのデスクのパワーを肌身で感じています。
今回のリニューアルにあたって撮影ブースも大幅にアップデートしているのですが、それはそれでまた一つの記事にできてしまう規模の改造になってしまったので追って機会があれば紹介していきたいです。
ここまで環境を整えて何がしたいのか、という話なのですが実は2022年1月1日からYouTubeチャンネルを始める予定。所々に出てくるトラッキングデバイスの数々で察した人も居るのではないかと思いますが、ガジェット系Vtuber的なコンテンツを作ってみようかなと思って色々と試しています。
毎度のことながらぶっとんだデスクツアーになってしまったなぁと我ながら思うのですが、正直今回のデスクはやりたい事も明確に決まっていたので作っていて非常に楽しかったです。今後この環境から色々と送り出していくのでお楽しみに。
毎回参考にならない(褒め言葉)と評判のデスクツアーですが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。