結局eSIMは不便だったので日本通信の合理的シンプル290プランを物理SIMに変更した話

2022年の夏にサブ端末用に日本通信の合理的シンプル290プランを契約したと書きましたが、その回線のeSIMを物理SIMに変更しました。


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日本通信の「合理的シンプル290プラン」は名前のとおり月額290円で1GBまでのデータと音声通話が利用できる格安プランで、1GB超過後も220円/1GBというリーズナブルな単価の段階制定額(上限設定可能)なためデータの利用量がまちまちになりがちなサブ端末にぴったりな料金体系となっています。

eSIMにも対応しており、物理SIMとの相互の切り替えも可能。ただしeSIMの発行には1,100円の手数料が発生するため、頻繁に利用機種を変更する場合は都度お金が掛かってしまいます。

夏に使い始めた際はeSIM対応機種のiPhone 12で使っていましたが、その後この回線を別の端末に差し替えて使おうと思った際、eSIM非対応機では使えず、eSIM対応機の間での移し替えも都度1,100円の費用が発生してしまう、といった具合で料金プラン自体はサブ端末に向いているものの、「eSIM」という部分はあまり都合が良くないという点を改めて感じました。

eSIM→物理SIMへの切り替えの費用は3,300円

eSIM→物理SIMの変更はマイページから申し込み可能で、発行手数料は3,300円。物理的なプラスチックのSIMカードの発行という事もありeSIMの3倍の費用が掛かるものの、今後3回以上SIMカードの差し替えをすれば元が取れるという事で申し込んでみました。

12月18日(日)に申し込んだところ、12月19日(月)には発送され、12月20日(火)にはSIMカードが手元に届きました。SIMカードは標準SIM・microSIM・nanoSIMそれぞれのサイズで台座から切り抜けるマルチSIMとなっています。

届いた後はそのまま端末にセットしてAPNを設定するだけでそのまま開通可能でした。

eSIMは技術的には面白いものの、使い勝手的にはまだ早い

今回日本通信のeSIMを発行から物理SIMへの変更まで行ってみましたが、やはり開通時にも本人確認に1週間も掛かってしまったり、機種間で回線を移すのに1,100円掛かってしまったりと、なんだかんだ結局は物理SIMの方が便利で、特に理由がなければ物理SIMで開通するのがおすすめという状況になってしまっています。

これから日本通信のSIMを開通しようと思っている方は、eSIMにする前に「開通に1週間掛かる」「端末を変更するたび1,100円かかる」というデメリットを受け入れてまでもeSIMにしたいかしっかり検討する事がおすすめ。eSIM自体は面白い仕組みなので、単純にeSIMを試したいという方であれば全然問題無いかと思います。

なお、日本通信はスターターパックを購入する事で契約時の手数料3,300円が無料になるので、少しだけ節約する事が可能です。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。