指紋・IC認証のため家のスマートロックを5年使ったQrio LockからSESAME5に買い換えてみた

新しく登場したスマートロック「SESAME5(セサミ5)」とその認証アクセサリ「SESAMEタッチ」が良さそうだったので、2018年にレビューしたQrio Lockから5年ぶりにスマートロックを買い換えてみました。


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セサミ新シリーズの発表会が面白すぎて購入

今回セサミ5の購入のきっかけは、セサミシリーズを作っているCANDY HOUSEが4月26日にYouTubeで行った発表会。

本当にたまたまTwitterで見かけてリアルタイムで見ていたのですが、ユーモア溢れるトークはもちろん、開発に対する真摯な姿勢や実際の製品への反映が見て取れる内容で、何より新作スマートロックの「SESAME5」、そして連携する指紋・ICカードセンサーの「SESAMEタッチ」は性能的に優れているだけでなく、価格もSESAME5本体が4,378円、SESAMEタッチが3,278円と衝撃的に安かったので予約に至りました。

現在Qrio Lockを2018年にレビューしてから引っ越しを挟んで2つの家で約5年ほど継続して使っているのですが、以下の不満点がありました。

  • GPSを使ったハンズフリー解錠は確実に発動せず、玄関の前で待たされる事がある
  • Apple Watchを使った解錠はWatch上のアプリを起動するのが手間
  • そのため結局普通に物理鍵で解錠する事も多い

といった具合で、結局普通に鍵を使う必要があるのでスマートロックとしてより確実で快適に使える製品が欲しいなとは薄々考えていたところ、今回の「SESAME5」「SESAMEタッチ」を組み合わせる事で解決できそうだったので購入に踏み切ってみました。

SESAME5はその点SESAMEタッチと組み合わせる事で指紋認証で即座に解錠できるほか、ICカードでの解錠にも対応しているためiPhoneやApple Watchをかざすだけでアプリを起動せずとも解錠が可能。

これを使えば物理的な鍵を使わざるを得なくなるシーンが減りそうだったので、実際に置き換えてみました。

Qrio Lock→SESAME5に乗り換え後の不満点

届いて早速SESAME5とSESAMEタッチを設置してみたのですが、ざっと使ってみて気になった点は以下のとおり。

  • アプリの完成度が不安(追加ボタンが出たり出なかったりとUIのバグが多い)
  • 手ぶら解錠の設定が隠し機能のような位置にある
  • 見栄えはQrio Lockの方が良い
  • オートロックの一時停止が無い

まず第一に思ったのが、iOSアプリの完成度に不安を感じるということ。デバイスを追加するボタンが表示されたり表示されなかったりとバグが目だったり、デバイスのアップデートのダイアログに出てくるのがバージョン名ではなく生のzipファイル名だったり、解錠履歴が文字化けしたり、アプリ内のルック&フィールが全体的にプロトタイプ感のある雰囲気。

「手ぶら解錠」機能は無い?(ありました)

中でも実際に弊害があったのが、手ぶら解錠の設定。SESAME4まで存在した「手ぶら解錠」という、スマートフォンのGPSを活用して家の近くまで来てBluetoothが繋がった時に解錠するという機能ですが、SESAME5をセットアップしたところこれが見当たらなかったので削除されたのかと思っていたところ、最下部の「このセサミを削除する」のボタンよりも更に下にスクロールしたところ隠し機能のようにボタンがありました。

通常の操作では発見できない位置にあるので、これだと「SESAME5には手ぶら解錠機能は無い」と誤解されても仕方のないようなUIの不具合。この辺りはアップデートで整えて欲しい部分です。

また、手ぶら解錠機能自体あまり安定していない、解錠されないという声もあるので動作の安定性含めたアップデートに期待する部分となっています。

筐体の外観はQrio Lockが綺麗

また、これはそもそもの価格差が大きい点もありますが、筐体のデザインはQrio Lockの方が全体的に高級感があり整っていると感じました。SESAME5は小型に仕上がっている一方で、位置調整用のプレートのネジが銀色で浮いて見えたりと「後付け感」をより感じる外観に感じました。

オートロックの一時停止が無い

Qrio Lockは「解錠」「施錠」「解錠」の手順を繰り返すと一時的にオートロックを無効化できたので一時的に外に出て郵便物を受け取ったりゴミを捨てたりといった時に重宝していたのですが、これが使えないのは少し不便に感じました。

とはいえSESAMEタッチがあれば指紋認証ですぐに解錠できるので実際使い慣れればそこまで気にならないかもしれません。

全体的には満足、アプデでブラッシュアップに期待

SESAME5本体は4,378円、SESAMEタッチは3,278円と驚異的な安さとなっており、以前導入していたQrio Lockの22,580円からすると同じカテゴリの製品とは思えない価格帯になっています。この価格でこの完成度を実現しているのは素直に驚き。

アプリにはまだ荒削りな所もありますが、実際の運用では指紋・ICを読ませるだけでアプリ部分は触らないのでこの辺りは今後のアップデートで整っていけば問題は無さそうです。

今回購入したのはSESAME5本体とSESAMEタッチのみですが、これに遠隔操作が可能になるWiFiモジュール、ドアの開閉を検知してオートロックを連動させられるオープンセンサーなどのアクセサリもあるので、今後使っていく中で必要を感じたら買い足してみようと思っています。


追記:実際にしばらく使ってみたレビュー記事を公開しました。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。