有線LANを分配するためTP-Linkの「TL-SG105」を導入してみた【レビュー】

自宅のPC環境を繋いでいるLANを省スペースに分配するため、お手頃な価格で導入できるTP-Linkの5ポートスイッチングハブTL-SG105を導入してみました。


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TP-LinkのTL-SG105は5ポートのシンプルなスイッチングハブ。5つのRJ45ポートを搭載し、10・100 ・1000Mbpsでの接続に対応しています。今回Amazonのタイムセールで1,450円で購入できましたが、通常でも1,500〜1,800円程度で推移しているお手頃な製品となっています。

スイッチングハブ代わりに使っていたWiFiルーターの置き換えに購入

今回このTP-Link TL-SG105を導入した背景としては、自宅の階を跨いだLANの分配のために以前使っていたWiFiルーターのASUS RT-AC68Uを使っており、WiFi機能を使わないため場所を取らない有線専用のものに置き換えたかったのと、ASUS RT-AC68Uの挙動が少し不安定になる事もあったのでここの安定化も図りたかったという点で今回の置き換えに至りました。

構成としては以前契約したドコモ光に接続しているWiFiルーターBUFFALOのAX12から階を跨いで引っ張っているLANケーブルをMac・自作PC・Hue Play用のHueブリッジの3つのデバイスに分配するというもので、今回導入した5ポートのTL-SG105はポート数的にも十分。

TL-SG105はWiFiルーターと比べると非常にコンパクトな金属筐体で、ASUS RT-AC68Uと比べたサイズの違いも写真のとおり。今回の導入でかなり配線周りを綺麗にする事ができました。

TP-Link TL-SG105のパッケージ

こちらがTP-Link TL-SG105のパッケージ。コンパクトな本体に合わせて箱もかなりコンパクトに収まっています。

パッケージ内にはTP-Link TL-SG105本体のほか、電源ケーブル・4つのゴム足・冊子類が含まれています。

こちらがTP-Link TL-SG105本体。5つのポートを前面に備え、右側には電源インジケーターというシンプルな外観。

底面は付属の足を装着するガイドになる円があるので、装着。今回は平置きですが、壁掛けもできるようになっているので使い方に応じて取り付けるのが良さそうです。

背面には電源とケンジントンロックの穴が配置されています。コンパクトながら、対応ワイヤーで固定して盗難を防止する事ができます。

安定感があり、コスパは抜群

一般家庭内のネットワークはWiFiで繋ぐ物が殆どになっている時代ではありますが、4Kテレビのストリーミング視聴環境を安定させたり、Nintendo SwitchやPS5などの家庭用ゲーム機の通信対戦のラグを減らしたりと、有線LANを導入する事で快適になるシーンは未だあります。

TP-Link TL-SG105はプラグ&プレイで電源・LANケーブルを接続するだけでそのまま使え、特に設定なども不要でそのままLANを分配する事ができるため、お手頃なだけでなく導入も簡単。TL-SG105Eのような上位モデルにあるVLANといった高度な機能は無いベーシックなモデルではあるものの、手軽に自宅のネットワークを有線で繋いで快適化するアイテムとしては非常にハードルが低くておすすめ。

今回は代替で使っていたWiFiルーターを置き換えたところかなりの省スペース化に成功でき、出費も1,450円と格安、接続も安定しており、価格・機能ともに満足できる買い物でした。

一つ不満点があるとすれば、電源とLANが逆側に配置されている事でしょうか。これが裏側に集約されていれば、配線をより綺麗にまとめられそうです。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。