auのMVNO「mineo」をHWD14で検証、WiMAX 2+も利用可能である事が明らかに

auのMVNO「mineo」のSIMをWiMAX 2+対応ルーター「HWD14」で使ってみました。


mineo-15

HWD14はau 4G LTEの800MHz/2100MHzとWiMAX 2+、WiMAXの3種類の通信方式に対応したWiFiルーター。mineoはauのLTE網でデータ通信ができるサービスのため、このうちau 4G LTEが利用できるはずなので検証してみました。

mineo-settings

APNの設定はHWD14に無線もしくはUSB接続した状態で「http://wi-fiwalker.home」をブラウザから開くと可能。ユーザー名のadmin、パスワード(初期設定はIMEI下5桁)を入力しログイン、WAN設定>プロファイル設定>新規でmineoの設定プロファイルを作成します。APNをmineo.jp、ユーザー名をmineo@k-opti.com、パスワードをmineoに設定して保存。保存した時点でそのプロファイルが適用されます。

mineo-14

HWD14側の通信モードの設定で「ハイスピード」「ハイスピードプラスエリア」「ノーリミット」モードが選べますが、これはそれぞれWiMAX 2+、au 4G LTE、WiMAXのモード。これらがmineoで利用可能かどうか検証してみました。

mineo-12

まずはau 4G LTEを利用する「ハイスピードプラスエリア」モード。あっさり接続できました。

mineo-10

続いて「ハイスピード」モード。WX2+マークが表示され、アンテナピクトも立っていてデータ通信ができました。1GB制限は適用されるものの、mineoのSIMカードでWiMAX 2+は利用可能である事がわかりました。

mineo-13

最後に「ノーリミット」モード。auのLTEスマートフォンやタブレットのSIMカードでLTE NET for DATAを契約しHWD14で利用した場合、このモードで運用すれば7GBの速度制限が適用されない事を以前お伝えしましたが、mineoのSIMカードではどうやら接続できないようです。アンテナピクトは0本や1本の表示で、WiMAXエリア内でもデータ通信できる気配がありません。


転送量無制限のWiMAXは利用できなかったものの、mineoのSIMカードはau 4G LTEに加えWiMAX 2+も利用可能である事がわかりました。月間1GBしか使わない用途であればHWD14の白ロムも安く手に入るためコストパフォーマンスは良さそうです。

mineoの他の機種での検証はこちらから:au回線初の格安SIM「mineo」をiPhoneやWiFiルーター、他社端末など色々な機種で検証してみた

契約は以下のリンクから。

格安スマホはmineo

次の記事
前の記事
アバター画像

キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。