NTTコミュニケーションズの提供する格安SIMOCN モバイル ONE公式ストアにて、SIMカード同時契約で端末が大幅割引となるセールが実施されています。
OCN モバイル ONEはドコモ回線網を利用した格安SIMで、11月に新プランを発表したばかり。新プランの特徴として音声対応SIMでも月額最安980円から契約でき、最低利用期間も無し。容量の追加も1GB500円と従来の半分の単価で可能となっているほか、通信制限方式を大きく改善したのも話題になっています。
従来の格安SIMでは速度制限が反映された後も低速で常時通信し続けるユーザーが一定数存在し、それが全体の帯域を逼迫した結果他のユーザーの通信速度を落としていましたが、新プランでは200kbpsの速度制限を超過して更に基本容量の半分以上通信を続けたユーザーに対しては更に200kbpsを下回る速度に二段階に制限をかけることによって、全体の通信速度の改善を図っています。つまり、速度制限がかかっても長時間通信し続けるといったイレギュラーな使い方をしている一部のユーザーが切り分けられ、普通に使っているユーザーは格安SIM特有の速度低下が緩和されている事が期待できます。
今回のセールはこのOCNモバイルONEのSIMカードの新規契約が条件となる「スマホセット」の割引となっており、更に一部機種においてはオプション加入で3,000円割引、他社からのMNP転入で5,000円割引(併用可能)といった条件も追加されおり、かなり割安に購入する事が可能です。セール対象製品の一覧は以下のとおり。
割引率は四捨五入、OP加入はオプション加入時の価格、OP+MNPはオプション加入&MNP転入併用時の価格です。スマホからご覧の方は画像版もどうぞ。
機種名 | 通常価格 | 特価 | 割引率 | OP加入 | OP+MNP |
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AQUOS sense3 SH-M12 | 23,100円 | 14,800円 | 36% | 11,800円 | – |
ROG Phone 2 512GB(レビュー) | 89,200円 | 77,200円 | 13% | 74,200円 | – |
OPPO A5 2020 | 19,000円 | 7,000円 | 63% | 4,000円 | – |
OPPO Reno A(レビュー) | 27,000円 | 18,000円 | 33% | 15,000円 | – |
Xperia Ace | 39,300円 | 24,300円 | 38% | – | – |
ZenFone 6 6GB/128GB | 56,900円 | 44,900円 | 21% | 41,900円 | – |
HUAWEI P30 lite | 12,800円 | 4,800円 | 63% | – | – |
HUAWEI P30 | 47,800円 | 39,800円 | 17% | – | – |
moto g7 power | 16,500円 | 4,500円 | 73% | 1,500円 | – |
moto g7 plus | 27,100円 | 12,100円 | 55% | – | – |
AQUOS zero SH-M10 | 40,200円 | 33,200円 | 17% | 30,200円 | 25,200円 |
ZenFone Max (M2) | 14,900円 | 1円 | 100% | – | – |
ZenFone Max Pro (M2) 4GB/64GB | 23,900円 | 11,900円 | 50% | 8,900円 | – |
AQUOS R2 compact SH-M09 | 24,800円 | 17,800円 | 28% | 14,800円 | 9,800円 |
AQUOS sense2 SH-M08 | 14,900円 | 1円 | 100% | – | – |
ZenFone Max Pro (M1) | 14,600円 | 1円 | 100% | – | – |
iPhone XR 64GB(レビュー) | 71,100円 | 56,100円 | 21% | – | – |
iPhone XR 128GB | 77,900円 | 62,900円 | 19% | – | – |
先日レビューしたゲーミングスマートフォンのROG Phone IIもセール対象となっており、オプション加入で74,200円。Snapdragon 855 Plusを搭載した機種で、現状日本で市販されているAndroidスマートフォンの中では最高峰の処理性能で、120GHz駆動のディスプレイとLRトリガーが使えるAir Trigger機能でゲームが快適にプレイできるだけでなく、普段使いも快適な一台です。
OPPOのミドルレンジモデル「A5 2020」と「Reno A」も割引率が高く、A5 2020に至ってはオプション加入で4,000円で購入可能。OPPO Reno Aは先日レビューしたとおり処理性能も高めである程度のゲームは快適に動き、カメラも綺麗、有機ELディスプレイ採用、防水でおサイフケータイ搭載、画面内指紋センサー搭載など、かなりスペック的に充実した実用性の高いモデル。実際購入した定価の4万円でもお買い得だと感じましたが、今回のセールのオプション込み15,000円はかなり満足できそうです。
対してA5 2020はReno Aにあったおサイフ・防水・画面内指紋センサー(背面に移動)を外し有機EL→液晶などの贅沢な部分を削ぎ落とし、3,600mAh→5,000mAhにバッテリー容量を大幅増量したモデル。またReno Aは2つ目のSIMスロットがmicroSDスロット兼用なのに対し、A5 2020はSIMスロット2つに加えmicroSDスロットも別途搭載し、デュアルSIM+microSDの同時利用ができるのも差別化ポイント。単なる上下モデルではなく、それぞれに違う強みのある2機種です。どちらも日本でのシェア獲得に対するOPPO社の本気を感じるコストパフォーマンスの高い機種となっています。
OCN モバイル ONEはiPhoneもiPhone XRのメーカー認定整備済のモデルを取り扱っており、Appleが新品同様に整備したモデル。外装とバッテリーは新品で、Apple独自の保証サービスのAppleCare+にも加入可能です。
iPhone XRはiPhoneのフラッグシップモデルのシリーズ「iPhone X」「iPhone XS」「iPhone 11 Pro」などと同様Face IDによる顔認証を搭載し、ホームボタンの無い狭額縁の筐体を採用しつつも、カメラをシングルカメラ、有機ELディスプレイを液晶にするなどコストダウンを図ったモデル。iPhone XSや現行モデルのiPad Air、iPad miniと同様にA12 Bionicチップを採用しており、処理性能的には現役と言って差し支えないレベル。64GBモデルが71,100円→56,100円、128GBモデルが77,900円→62,900円と、いずれも2割程度の割引となっています。割引価格的には中古相場を下回っており、新品同様の整備品がこの価格で手に入るのは美味しいかと思います。
現状最安値な機種も多く狙い目
OCNモバイルONEの特価はSIMフリースマートフォンのそれぞれの相場からしても割安に手に入る場合が多いですが、今回のセールも例に漏れずかなりお買い得。特にReno Aは性能的にも高く、おサイフや防水までしっかりカバーしており、個人的に実際に使っても不満の少ない高性能モデルだったので、15,000円で手に入るのは多くの人におすすめできる案件だと思います。
ROG Phone IIも圧倒的性能が74,200円で手に入るのはコスパが高く、おサイフや防水などの機能が不要な方にはおすすめ。性能がこれだけずば抜けていて余裕があると、ダントツ長い年数使い続けられる事も間違いないでしょう。価格を耐用年数で割って考えるとiPhoneかそれ以上かもしれません。
OCNモバイルONEの新しい回線制御も周りの使っている人の声を聞く限りは評判が良く、回線に負荷をかけていた低速で繋ぎっぱなしのユーザーを切り分けたのは英断だったのではないかと思います。折角の回線セットなので、実際に使える回線がついてくるのは嬉しいところ。最低契約期間は設けられていませんが、端末特価を定期的に実施しているOCNモバイルONEは短期解約ユーザーはブラックリスト入りして再契約不可になるケースも散見されていますので、少なくとも6ヵ月は使う事をおすすめします。という意味でも、新しい回線制御はありがたいですね。
今回実施されているOCN モバイル ONEのセール期間は2020年2月12日の午前11時まで。気になっている機種がリストの中にあれば、安く手に入れるには良いチャンスです。