採用しているチップセットであるSnapdragon 810の発熱問題が話題に上がっているXperia Z4ですが、今回Xperiaアンバサダーでお借りしているXperia Z4にヒートシンクを装着することで熱対策をしてみました。
動画撮影をしてみた
Xperia Z3以前から本体の温度の上昇により強制終了するため長時間撮影できなかった4K動画撮影。これを何分間連続で行えるかでヒートシンクの効果を体験してみました。
これを毎回流水で冷やしてからヒートシンク無しとヒートシンクありで2回実験。左はヒートシンク無し、右はヒートシンクあり。ヒートシンク無しの状態では1分9秒で撮影停止されましたが、ヒートシンクを付けた状態では2分55秒まで撮影できました。
今回エアコンを使っていないやや暑めの室内で実験しましたが、わかりやすい効果が得られたのは嬉しいですね。ヒートシンクをスマートフォンの裏に付けたまましばらく使ってみましたが、気をつければ意外と普通に使えるなぁといった感想。本体の上部のCPU部分にヒートシンクを装着したため、普段持つ下の部分には干渉せず、普通に持てます。何より長時間ゲームをプレイしたりしていても放熱してくれるのが嬉しいところで、熱を持っているヒートシンク部分を触らないで持つ癖がつくと他の部分は全く熱くならないため快適に持てる感じでした。
ヒートシンクを付けたまま普段から身につけているのは怪我をする可能性もあり多少危険なので、試したい方は自己責任で気をつけて行いましょう。ただ、おサイフケータイを使っていないのであれば板型形状のXperiaとヒートシンクの相性は悪くなく、発熱に悩まされている場合は意外と良い解決策かもしれません。
Xperia Z4のカメラ性能のレビューは以下のリンクから。