海外のSIMフリースマートフォンを取り扱っているExpansysさんに香港版のiPhone SEをレビュー用にお借りできたので動作検証していきます。
エッジの処理がiPhone 5sと比較するとマットになっています。好みが分かれるところですが、個人的にはローズゴールドのiPhone SEを愛用していて気に入っています。5sとの質感の比較は以前の記事にて行っています。
国内3キャリアのSIMカードを試す
香港版SIMフリーiPhone SEは日本と同じA1723の型番。国内Apple Storeで販売されているSIMフリーiPhone SEと同様の仕様であれば、国内のキャリア版と同じネットワークで利用できるはずです。早速検証。まずはauのSIMから。
auのSIMではCDMA2000も利用可能
以前香港のA1723はCDMA利用不可の表記が無い事を書きましたが、A1723は香港モデルはGSMモデルでCDMA2000は利用できないとの情報があったので実際に掴まないのかどうか検証してみました。auは3GはCDMA2000を利用しているキャリア。今回はauのCDMA2000/LTE両対応の(VoLTE専用ではない)SIMカードを挿入して検証。設定から4Gをオフにしてみたところ、3G表記となりました。
データ通信を試みてみたところ、問題なくWebブラウジング可能。通話の発着信も可能でした。
ドコモ・ソフトバンクも問題なく利用可能
国内版同等かつシャッター音が無音の使い勝手の良いモデル
事前に調べていた限りではCDMA2000が使えないといった情報がありましたが、今回の検証では使えるという結果になりました。またシャッター音・スクリーンショット音ともにマナーモード時は消音される事も確認。結論として、香港版iPhone SEは国内版SIMフリーモデルをそのままシャッター音・スクリーンショット音が消音できるグローバル仕様にしたものといったところになります。
ExpansysではiPhone SEは16GBが51,005円、64GB版が67,300円と、国内版に近い価格。シャッター音・スクリーンショット音が気になる方はこちらを選ぶと幸せになれそうです。