rabbit r1が日本語に対応

コンパクトなAndroidベースの筐体で音声AIアシスタントとして機能してくれる「rabbit r1」が、発売以降英語のみに対応していたところ、本日配信開始されたアップデートにより日本語を含む追加の12ヶ国語に対応しました。


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rabbit r1はteenage engineeringのデザインによるオレンジのビビッドな筐体に、前後に回転する画像/映像入力用のカメラやスクロール用のダイアルなどを備えたAIアシスタントデバイス。

ちょうど1年ほど前の2024年1月に発表された後、予約した日本のユーザーには約半年後から届き始めましたが、当初は英語のみの対応となっており操作するには英語で話しかけるしかありませんでした。

本日2025年1月17日に配信開始されたアップデートには多言語対応が含まれており、プレスリリースでは以下の言語への対応が表明されています。

  • 中国語(簡体)
  • 中国語(繁体)
  • フランス語
  • ドイツ語
  • ヒンディー語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • ポルトガル語
  • ロシア語
  • スペイン語
  • スウェーデン語

言語設定の変更はrabbit r1本体から可能で、ダイアルを二度上にスクロールし、設定画面のlanguageから希望の言語を選択する事で切り替わります(rabbit r1は以前のアップデートで設定画面への遷移方法をシェイクから二度スクロールに変更しています)。

rabbit r1は発売以降積極的なアップデートで機能追加を続けており、現在はPCからアクセスしたweb上のポータルから仮想マシン上のブラウザで操作を学習させる「Teach mode」も利用可能。仮想マシン上でログインだけ済ませておけば、「Xにおはようございますと投稿して」とrabbit r1に話しかければそのままXに投稿できるほか、最新の投稿を削除したり、柔軟に任意のWebサービスの操作を行う事ができるようになっています。

従来rabbit r1は音声入力側が英語に限定されていたため日本語が送信できず、日本語圏のWebサービスを操作する際には実用面での課題がありましたが、今回の日本語対応アップデートが配信開始された事により、かなりポテンシャルを発揮させられるようになったのではないでしょうか。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。