楽天モバイル自社回線正式発表。月額2,980円で300万人までは1年無料、自社網無制限、au網/海外2GBまで。

楽天モバイル自社回線正式発表。月額2,980円で300万人までは1年無料、自社網無制限、au網/海外2GBまで。

楽天モバイルから自社回線の正式サービス「Rakuten UN-LIMIT」の内容が発表されました。


楽天モバイルは本日、自社の基地局を利用した第四のキャリアとしてのの正式サービスの内容を発表しました。

料金プランは1プランのみ、月額2,980円

楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の料金プランは1プランのみで、月額料金は税別2,980円。自社の基地局を利用した「楽天回線エリア」では完全データ使い放題となっており、いわゆる通信データ量によるギガ数による制限は無し。一方、KDDIのネットワークを利用した「パートナーエリア」は月間のデータ容量は2GBとなっており、超過した分は128kbpsに。超過後も高速通信したい場合は1GBあたり500円で容量追加も可能です。

通話に関してはRakuten Linkアプリを利用した場合はかけ放題。なお、Rakuten Linkはモバイル回線が繋がっていなくてもインターネット回線越しに通話が可能なため、「飛行機でもWiFiに繋げば通話可能」としています。

海外ローミングに関してはKDDI網へのローミング同様、月間2GB/月まで。Rakuten Linkを利用すれば海外渡航中の国内への電話は無料になるほか、国内から海外への通話も月額980円で提供されます。

月額料金の2,980円は300万人を上限に1年間無料としており、2年目以降に2,980円の課金が開始されます。なお、1年間無料対象なのは1ユーザーにつき1回線まで、複数回線申し込みの場合は2回線目からは1年目でも2,980円の課金が発生します。

契約事務手数料は3,300円となっていますが、Rakuten Linkを利用することで全額ポイント還元。また、オンラインから申し込んだ場合6月30日まで3,000ポイントが還元されるキャンペーンも併せて展開。実質的に、3,000円分のポイントを貰いつつ1年間無制限回線が利用できる格好となっています。

新規申し込みは本日より開始、4月8日よりサービススタート

自社回線の楽天モバイルの申し込み受付開始は本日16時より開始しており、店頭での受付は明日3月4日より開始予定。また、他社からのMNPを利用した乗り換え、既存の楽天モバイルのMVNOサービスからの切り替え、先行で楽天回線を利用している楽天モバイル無料サポータープログラムからの切り替えなどの純新規以外は4月8日より申し込み開始となっています。

また、併せて4月7日には楽天モバイルのMVNOとしてのサービス新規受付を終了予定。既存のMVNOとしての楽天モバイルの格安SIMには900円で3.1GB使えるデータ専用プランなどもあります。無制限通信は不要なので2,980円は高いといったユーザーも居るかと思いますが、2,980円のワンプランで展開していく発表をした楽天がこの辺りの低下価格帯の巻き取りをどう行っていくのか気になるところ。

Rakuten Miniの新色も4月に発売

以前レビューしたRakuten miniの、楽天のイメージカラーを採用した新色「クリムゾンレッド」も4月中旬以降発売予定。超小型サイズかつおサイフケータイも使えるため、電子決済を多用する方にはとても手軽に使えて便利な一台。IIJmioのeSIMを追加してドコモ網も使えるので、今回2GBしかau網が使えないことが判明した正式プランでは追加eSIMの活躍の場もありそうです。

実用回線になるのは2021年以降か

実際に無料サポータープログラムでメインのiPhoneに入れて楽天回線を東京都内で使っている視点で、今回の発表を見た限りは「実用回線としてはまだ」といった印象を受けました。自社回線網は無制限とはいえ、au回線を利用したネットワークは月2GBまで。まず前提として楽天回線は東名阪中心エリアしか無いのは当然ですが、東京都内でも地下鉄はau回線を使うため、地下鉄で通勤中に動画を見るようなユーザーであればすぐに上限を叩いてしまうのではないかと思います。

現時点で屋内の飲食店などでパソコンを広げてテザリングしようと思ったら繋がらない、といったケースは少しずつ解消しつつはあるのですが、今後の楽天回線の整備で地下鉄など移動中の通信の中心となるエリアがau回線から自社回線に置き換えられるかは大きなポイントになりそうです。

発表では2021年3月までに全国に楽天回線エリアを展開するとしていましたが、つまりこれは裏を返せば無料期間が終わる頃にようやくデータ無制限が実用レベルになる見込みということ。言ってしまえば無料期間のうちにメイン回線を楽天に乗り換えるのはリスクだと感じる回線網なので、申し込むのであれば「エリア限定で大容量通信ができるサブ回線」あたりで考えておくと良いのではないかと思います。

追記:サービス開始時の4月8日に「Rakuten UN-LIMIT Ver.2.0」として改定があり、auローミングは月々5GBまで、超過後も1Mbps制限に緩和されました。

キリカ

キリカ

ガジェットショットを作った人。最近まで学生生活の傍ブログを書いていましたが、今はデザイナーとして働いています。休日は愛車の「エリーゼ」「ジュリエッタ」に乗ってドライブに出かけたり、写真を撮ったり楽しんでいます。