昨日Xperia Z4 Tabletタッチ&トライイベントでモニターとしてお借りしたXperia Z4 Tabletの外観を早速写真で紹介していきます。
Xperia Z4 TabletはXperia Tablet Z、Xperia Z2 Tabletに続く「世界最薄最軽量」タブレットの3代目。初代から薄くて軽いこのシリーズですが、本機はそれに更に磨きがかかっています。ホワイトとブラックの2色展開となっており、今回お借り出来たのはホワイトの方。
電源ボタン・ボリュームキーは左側面に搭載されており、先日写真で紹介したXperia Z4同様フロントスピーカーがフレームと隣接しています。
隣にはmicroSDスロットとSIMスロットが隠された防水キャップがあります。Xperia Z4 TabletはXperia Z4と違いフレームと一体感のあるキャップで、一見どこから開ければいいのか分からない自然さです。本体の薄型化があってこそ成立するデザインですね。
今回から新たに採用されたキャップレス防水のmicroUSBポート。カーナビとして車載したりする際にはキャップレス防水は勿論、ポートが上部ではなく右側に来ているのも非常にありがたいですね。純正のキーボードと組み合わせて卓上で充電しながら使ったり、USBアクセサリを使ったりするにも良い位置なのではないかと思います。以前OTGケーブルやアダプタを駆使したmicroUSB給電のWindows 8/Androidタブレット本体を充電しながらUSB機器を使う方法で右端からUSB機器・給電用microUSBケーブルを接続して使っても快適に使えそうです。
ワンセグ・フルセグ放送用のアンテナは右上の角から取り出す事ができます。かなり自然に収まっているので拡張できる事に気付きにくいかもしれません。Xperiaのスマートフォンはワンセグ・フルセグの試聴にアンテナケーブルが必要なため非常に不便ですが、このようにアンテナが内蔵されているとTVをよく使うユーザーにはありがたいですね。
背面のNFCアンテナは意外とよく使うので、位置を覚えておくと便利です。純正のキーボードをペアリングしたり、Xperia LinkでXperiaスマートフォンとペアリングしたり、Bluetoothのヘッドセットやスピーカーとペアリングしたり、ソニー製品はNFCをかなり便利に使えるように搭載しているので活用すると捗ります。
Xperia Tabletシリーズは初代のXperia Tablet Zから触っていますが、以前レビューしたXperia Z2 Tabletで感じた軽量化・剛性アップの驚きが今回のXperia Z4 Tabletでも感じられ、体感できるレベルで磨きがかかっているのは本当にソニーの高い技術力を感じます。イベントレポートでも書きましたが今回かなり技術者が軽量化にこだわって設計している機種となっており、実際かなりの高い完成度を誇っています。
質感に関しては軽量化にこだわっている事もあり、以前写真で紹介したXperia Z3 Tablet Compact同様に高級感はあまり無い軽さ重視のものとなっているため、Xperia Z4のアクアグリーンに感じた感動はありませんでした。Xperia Z4のシルバーグリーンやアクアグリーンがXperia Tabletシリーズにもあれば良いなと思っていましたが、このような軽量化に割り切ったコンセプトの機種では両立は難しいだろうなと改めて触ってみて感じました。カラバリを白黒以外に増やすとしたらXperia A4のようなチープめの質感にせざるをえないだろうと思うので、やはりホワイト・ブラックでの展開は正解かもしれません。このサイズで背面がガラスの板になると間違いなく重くなりそうです。
これから1ヶ月間モニターとして使っていけるので、キーボードと組み合わせた活用法を探っていきたいと思います。