2023年に買ってよかったもの15選

2023年も終わりなので、今年一年で買ってよかった物を振り返って紹介します。


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PC

まずはPC類から。今年はMacもWindowsも気に入ったものが購入できました。

1. MacBook Air(M2)

まずはM2チップ搭載の13インチMacBook Airのベースモデル。以前持ち運び用のノートパソコンは発売時から使っていたM1チップ搭載MacBook Airでしたが、M2チップ搭載のMacBook Airは旧来のウェッジ型の筐体からリニューアルされフラットな形状に変化していて、店頭で実機に触って以来ずっと筐体デザインに惹かれて欲しいと思っていた製品です。

年始のセールで最安モデルがお買い得に手に入ったので買い替えてみましたが、実際に使ってみるとM1チップから性能が底上げされていて元々快適だったAppleシリコンが更に快適になり、筐体は持ち運んで使っていて気持ち良い薄型。14インチMacBook Proも自宅で使っていますが、13インチMacBook Airは似た筐体デザインでも使い分けてみるとかなり薄さが際立ちます。

2023年は長時間移動が多かった事もあり、沢山活躍してくれたお気に入りのノートパソコンです。新年の初売りセールなどで見かけたら是非おすすめしたい一台です。

2. GPD WIN4

2023年カテゴリとして盛り上がりを見せたWindows搭載のポータブルゲーミングPCですが、春先に購入したGPD WIN4は満足度の高い一台でした。

CPUにはRyzen 7 6800U(現在販売中のマイナーチェンジモデルはRyzen 5 7640U・Ryzen 7 7840U)を搭載し、ゲームパッド部分も使い心地は抜群。アナログスティックも精度が高く中心も安定していてドリフトが全く無く、Apex Legendsなどの人気Windows向けタイトルが快適に楽しむ事ができました。

筐体もソニーのゲーム機とモバイルPCを合体させたかのようなテイストで質感が高く、モバイルガジェットとして所有する喜びを感じるデバイスでした。

スマートフォン

次はスマートフォン。スマートフォンに関しては昨年のiPhone 14 Plusの時点で一台持ちで完結するようになっていたのですが、そこを少しだけアップデートするものだけ購入しました。

3. iPhone 15

iPhone 14 Plusの時点では非ProのiPhoneに非常に満足しており、iPhone 14 Pro Maxと使い分けてみた結果「カメラにProと同じ2倍望遠が欲しいが、それ以外は満足」といった状況だったのですが、2023年モデルのiPhoneでは希望していたとおり通常モデルのiPhone 15でも2倍望遠が搭載されたので、気になっていた部分を完結させるべく購入したところかなり満足度の高い買い物になりました。

iPhoneのPlusモデルは大画面でありながら軽く、また同世代のモデルの中でも卓越したバッテリー持ちを実現しているためiPhone 14 Plusは充電の必要がほとんど無く快適だったのですが、実際iPhone 15に乗り換えてみても電池残量の減りが早いとは体感できるレベルで感じていたものの、電池切れで困るまでには至りませんでした。

iPhone 15は軽量で取り回しやすく、PlusやPro Maxと比べると日々使っていて楽だと感じる事が多いスマートフォンでした。PlusでもPro Maxでもminiでもない通常サイズ・標準モデルのiPhoneをメインとして使うのは初めてでしたが、全てが程良くバランスの良い機種で気に入っています。

電子書籍リーダー

続いては、今年アップデートした電子書籍リーダー。

4. BOOX Palma

6.1インチ画面のスマートフォンの形状でOSにAndroidを搭載している、ユニーク電子書籍リーダーのBOOX Palma。Kindleなどの電子書籍には今までKindle Oasisを使っていましたが、横幅があるため持ち運びの際にポケットに入れにくいのが難点だと感じていたので、ポケットに入るサイズの電子ペーパーデバイスが出てきたのは嬉しいニュースでした。

Android搭載のためKindleをはじめとするスマートフォンで楽しめるほぼ全ての電子書籍コンテンツが電子ペーパーで閲覧できる上、BOOX独自の機能として電子ペーパーのリフレッシュを動き重視にする事もでき、YouTubeなどの動画再生もある程度できてしまうというのが衝撃的。

目が疲れない電子ペーパー+Androidという組み合わせにより、スマートフォン向けの電子コンテンツが眼精疲労の対価を差し出す事無く享受できるのは日々のPC・スマホ疲れに悩んでいるものの情報インプットは欠かせない人にはクリティカルに刺さる製品だと感じました。

背面のザラザラとした質感も独特で、持ち運びたくなる筐体なのも高評価です。

スマホ&PCアクセサリ

続いて、アクセサリ系を振り返っていきます。

5. Anker 620 MagGo Phone Grip

今年買った中でも活躍頻度がかなり上位に来るアイテムが、このAnker 620 MagGo Phone Grip。MagSafe対応のiPhoneの背面にマグネットで装着する事で、卓上でスタンドとして機能したり、金属の壁やポールに貼り付けて固定する事ができます。

風呂やキッチンの壁、カウンター、ダイニングテーブルなど、家の中のあらゆる場所で見やすい角度にiPhoneが固定できるので、YouTubeを流しながら他のことをしたいといった状況で頻繁に活躍したアイテムです。

MagSafe対応のiPhone・iPhoneケースを使っているのであれば強くおすすめのアイテムです。

6. MUXER USB-Cマグネット

USB type Cのケーブルの先端に装着することでマグネットで着脱できるようになる特殊なアダプタ。いわゆるMacBook向けMagSafeのように着脱が簡単にできるようになります。

購入の理由としては、現在仕事でもプライベートでもMacBook Proを使っているものの、自宅で使っているUltraFine 5Kモニターは入力がThunderboltケーブル1本のみ。そこで導入したのがこのMUXERのマグネットで、2台のMacBook Proそれぞれから伸ばした延長ケーブルの先にこれを装着することにより、手作業にはなるものの2台のMacを2台のUltraFine 5Kモニターに入力切り替えする環境を組むことができました。

2台のマシンから2台のモニターに繋げて切り替えられるThunderbolt対応のKVMスイッチがほぼ出回っていないための苦肉の策でしたが、これが意外と快適で、運用として割と満足しています。

7. BESPER MagSafeマグネット

今年引っ越した先の物件のキッチンの壁がマグネット非対応だったため、導入したのがこのBESPERのMagSafeマグネット。金属の円盤で質感が高く、iPhone装着面は滑り止め素材となっており装着感も安定しています。

キッチンで作業中に音楽や動画を楽しむにはかなり便利なアイテムで、この手のMagSafeシール系のアクセサリの中では磁力・質感ともにトップクラスだったので、おすすめ度は高いアイテムです。

8. EarPods(USB-C)

今年USB-Cに端子が変更されたiPhone 15シリーズに合わせて登場したEarPods(USB-C)を購入してみましたが、これが意外と便利。通話品質に定評があり、3.5mmジャックやLightning端子の時代から元々通話用として地味に人気アイテムだったEarPodsですが、これがUSB-C端子になるとiPhone、iPad、MacBook、Androidスマートフォン、Windowsノートパソコンなど殆どの現代のデバイスで通話用のオーディオデバイスとして使えるようになり、想像していた以上に良かった買い物でした。

オンライン会議ではBluetoothヘッドセットを使うと混線などで接続が不安定になったりする場合がありますが、こういった有線のものであれば安定感は抜群。またコーデック的に通話時はモノラル音声になってしまうワイヤレスのヘッドセットと違い、有線のEarPodsであればMicrosoft Teamsの空間オーディオが使えて会議中の話者の音の定位が画面上の表示にリンクするなど、有線ならではのメリットも感じられました。

エレコムのEarPods用シリコンカバーなどのアクセサリがサードパーティから多く出ている定番アイテムなので、カバーを付けて密閉度を高めれば低音や安定感もかなり強化でき、そもそもの音もクリアなので2,000円台のイヤホンとしてはかなりコスパは良いと感じました。

スマートホーム

続いて、買って導入したスマートホーム製品を見ていきます。

9. SESAME5&SESAMEタッチ

今年発売された新型のスマートロックSESAME5・認証デバイスのSESAMEタッチは、今までに使ったスマートロック製品の中でずば抜けて高速で満足度の高い製品でした。

特にSESAMEタッチは指紋認証だけでなくICカード認証にも対応し、Apple WatchのSuicaやNFCシールなども鍵として登録でき、指紋のように季節によって乾燥などで認証精度が落ちてしまう方法と比べて確実に高速に解錠が行えて非常に快適です。

10. SwitchBotブラインドポール

引っ越しの際に作業部屋の窓をカーテンでは無くブラインドにしたのですが、そこで購入して導入したのがこのSwitchBotブラインドポール。スマートフォンアプリ、スマートスピーカー、自動化設定などによりブラインドを回転させてくれるので、手動でくるくるとブラインドポールを回す手間が省けてかなり便利です。

ソーラーパネルが付属し、窓の方角にもよるものの今回導入した部屋では電池残量は毎日増えていくため運用中に充電は一切不要。一度設置すれば手間要らずのアイテムでした。

家から出たらブラインドを閉じる、朝に日が昇ったらブラインドを開けて日光を取り入れるなど、ブラインドの自動化は実際に取り入れてみると快適。これは買ってよかったなと思ったデバイスです。

11. Anker Eufy Security SmartTrack Card

AppleのAirTag同様の「探す」ネットワークに対応し、世界中のiPhone・iPad・Macといった匿名のApple製品を仲介して持ち物を探せるAnker Eufy Security SmartTrack Card

待望のカード型で、今までApple本家のAirTagが入らなかったコンパクトな財布などにも入れられるように。万が一財布を置き忘れてもしっかりと追跡することができて安心です。

世界中のApple製品の電波の届く範囲であれば場所を追跡することができる安心感はこのカテゴリの製品の中では抜群なので、財布を使っているすべての人におすすめしたいアイテムです。

作業環境関連

続いて、ガジェットではないものの部屋の作業環境に導入して良かったものを紹介します。

12. 遮音シート&吸音ボード

引っ越し後にまず設置した遮音シートとその上に被せた吸音ボードは、今年導入して良かったもの。遮音シートが音を跳ね返し、吸音パネルが音の反響を防いでくれるので、組み合わせることで防音効果を発揮してくれます。

いずれも30×30cmのため設置がしやすく、賃貸の壁でも使えるホッチキス芯を打ち込むタッカーを使って遮音シートを固定した上に両面テープで吸音ボードを貼り付けることで手軽に壁を一面防音処理することができました。

防音性能は完璧では無いものの、ペットの生活音や人の話し声などはかなり気にならないレベルに軽減され、体感できるレベルに部屋が静かになった上に無機質な白い壁がユニークなパネル模様になって雰囲気も大きく変わりました。

健康器具

続いて、健康関連のガジェットです。

13. WalkingPad P1

電動昇降デスクと組み合わせると強力なアイテムとして以前から気になっていた平置き・折りたたみ型のウォーキングマシンWalkingPad P1を今年買ってみましたが、実際使ってみると確かに電動昇降デスクのポテンシャルをより一層引き出してくれる製品だと感じました。

それほど速度を出さなければ電動昇降デスクを上げたスタンディングデスクでの作業にナチュラルに組み込むことができ、重量は28kgと重たいものの車輪が搭載されているため移動はさほど難しくなく、畳んで立てかけておけば32インチモニター程度のサイズに収まるのでウォーキングマシンとしては非常にコンパクトです。

同時に屋内トレーニング用に使っている人も多いマリンシューズを買ってみたところルームシューズとして快適だったので、こちらも一緒に買って良かったなと感じたアイテム。

電動昇降デスクが無い場合でもソファー下にも入るサイズなので、リビングでTVを見ながら使ったりといった用途にもおすすめ。

今まで購入したフィットネス系のガジェットの中では最も満足度の高い買い物でした。

14. 電動マッサージガンMINI MERACH

ピンポイントで身体のほぐしたい部分に当てることで電動モーターで楽にほぐすことができる電動マッサージガンですが、Amazonで手頃なものが多く出ていたので購入してみたところ、これが中々良いもので費用対効果が抜群のアイテムだと感じました。

電動なので握力を使って揉んだりする必要もなく、押し当てるだけなのでかなり楽。マッサージチェアのように場所も取らず、価格も数千円から購入できるので、これはもっと早く手を出しておけば良かったなと思うものでした。実際使ってみて良かったので、同じ物を両親にもプレゼントするほど気に入った製品です。

その他の所持品

15. Hitoe Fold Aria – Foschia –

財布を10年間同じ形のモデルを使い続けたabrAsusの小さい財布からの乗り換えで、Hitoe Fold Aria – Foschia -に変えてみました。カラーはMisty Irisで、中々市販の財布で見ないユニークな色合いで気に入っています。

abrAsus同様ミニマルなサイズにクレジットカード・貨幣・紙幣を収められる設計で、独特なカットのお陰で非常に薄く現金・カードをポケットに収める事ができています。

abrAsusの財布は機能的には全く不満は無かったものの、同じ「小さい財布」を3色乗り継いで感じたのがカラーバリエーションの不足。理想のカラーを求めてHitoe Fold Ariaに乗り換えた格好です。

1月に購入して12月まで使ってみて使い勝手には満足しており、色に関しては想像より経年変化のペースが速いとは感じたものの不快なものではなく、とても愛着を感じている財布です。

愛着を持てる満足な買い物が多かった2023年

2023年は日々持ち運んで使うMacBook Air、ポータブルゲーミングPCとしてブレイクスルーだったGPD WIN4、圧倒的に快適なスマートロックのセサミ、今後長く愛着を持って使える財布のHitoe Fold Ariaなど、今後長く愛着を持って使えそうな買い物が多くできました。参考になるものが一つでもあれば良いなと思います。

2024年も引き続き色々と試して紹介していこうと思っていますので、よろしくお願いします。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。