2020年度おすすめ!おしゃれApple Watchバンド7選&選び方まとめ。800円のコスパモデルからエルメスまで紹介

スマートウォッチの中でも、選べるバンドの種類が豊かでおしゃれなファッションアイテムとしても魅力のあるApple Watch。今回はそのバンドのおすすめ品を紹介します。


改めておさらいすると、Apple Watchは2015年にAppleから発売されたスマートウォッチ。「ケース」と呼ばれる本体がアルミ・ステンレスなどのいくつかの素材から選べるほか、バンド部分も着脱可能となっており、Apple純正はもちろん、エルメスとコラボしたバンドや社外品のバンドまで幅広く選んで付け替えられるのが魅力。

幅広いバリエーションのお陰でカジュアルなシリコンバンドからフォーマルなレザーバンドまで選択肢が豊富にあり、TPOに応じて同じ一本の腕時計で使い分ける事ができるため、複数の腕時計を用意せずともApple Watch一つあれば様々なファッションに合わせられるのはお得なポイントでもあります。

この記事では筆者が初代Apple Watchから使ってきて数百円の物からエルメスモデルまで色々なバンドを試してきた中で、特におすすめだった物を厳選して紹介していきます。

Apple Watchバンドを選ぶ際のチェックポイント

実際のおすすめバンドに入る前に、事前に必ずチェックしておくべき点は個人的に以下のとおり。

  • 自分のApple Watch本体の幅(小・大)に合うモデルか
  • 自分の手首の太さに合うサイズのバンドか

この2点をチェックして買えば、気に入ったデザインであれば基本的に失敗しないと思います。詳細は以下のとおり。

1. Apple Watch本体の幅

Apple Watchは44mm(旧型は42mm)の大きいサイズと、40mm(旧型は38mm)の小さいサイズの2種類があり、自分のモデルに合ったサイズを選ばないと幅が合わないため注意が必要です。

またSeries 3以前の旧型、Series 4以降の新型は画面の周りの枠が狭くなっただけでバンドの幅は変わらないため、38mm⇔40mm、42mm⇔44mmは互換性があり、相互に使い回す事ができます

ほとんどのバンドはどちらのサイズも用意されていますが、エルメスコラボバンドなど一部のバンドは片方のサイズしか用意されていない事もあるため注意です。

2. 手首の太さ

意外と盲点なのが自分の手首の太さに合うかどうか。例えばApple純正バンドのモダンバックルはS/M/Lの3サイズが用意されており、それぞれ135-150mm、145-165mm、160-180mmと適合サイズ幅が掲載されています。特にサードパーティのバンドはワンサイズの物が多く、男性で手首が太めな方は入るかどうか事前に確認すると安全です。

Apple Watchおすすめバンドランキング1位〜5位

色々なバンドを使ってきた中で、特に個人的におすすめだと思ったものを5種類、厳選してピックアップしてみました。それぞれの特徴は以下のとおり。

1位:耐水&おしゃれ!「CASETiFY」サフィアーノレザーバンド

一般的にレザーのバンドは水濡れに弱いという弱点がありますが、このCASETiFYのバンドは「サフィアーノレザー」というPRADA(プラダ)が開発したとされている耐水レザー素材を使っているため、水濡れに強いレザーバンドとなっています。上記写真に写っている以前レビューしたMarble Collageをはじめ様々なデザイナーによる140種類以上の柄が用意されており、かわいい系から格好いい系まで自分の個性にぴったりな一本を探す事ができるのも魅力。

おしゃれな柄とサフィアーノレザーの耐水性・耐久性を兼ね備えた実用的なバンドで、お気に入りの柄が見つかればこれ一本で雨の日も晴れの日も毎日使えて便利。

38/40mm、42/44mmの両サイズ、金具もシルバー・ゴールド・スペースグレイの3色から選べるため、柄以外も自分に合ったものが選べるのもポイント。38/40mmは125-180mm、42/44mmは150-205mmと対応する手首の太さも幅広いのも嬉しいところです。

おすすめポイントは以下のとおり。

  • 140種類以上の柄から選べる
  • レザーなのに耐水で雨の日も安心
  • 5,700円と高すぎない価格

直販サイトでの価格も5,700円と高級レザーバンドと比べるとお手頃で高すぎず安すぎず、オリジナリティ・クオリティ・実用性がハイレベルで揃っているため社外品のバンドを一つ選んで買うのであればおすすめの一本。デメリットがあるとすれば、耐久性のあるサフィアーノレザーバンドのため肌触りがやや他のレザーバンドと比べて硬めなところでしょうか。

2位:Apple純正「ブレイデッドソロループ」

2020年のApple Watch Series 6に合わせて発表された、留め具のないApple純正バンド「ソロループ」の上位モデル「ブレイデッドソロループ」が普段使い用として非常に使い心地・使い勝手が良く、肌身離さずApple Watchを着けておきたい人は1本持っておいて損はないバンド。レビューでも取り上げていますが、Appleのサイト上で12段階のサイズから自分に合ったものを選んで買う事で、着けるたびの調整が要らず緩すぎずきつすぎずのジャストなサイズで腕にぴったりフィットします。

メリットは以下のとおり。

  • 留め具が無いため抜群の付け心地
  • 伸縮性のある素材で着脱もしやすい
  • ジャストサイズで締めすぎないため、跡も残りにくい

自分の腕の太さにぴったり合ったものを買って使うといった性質上、「腕にぴったり吸い付いてズレない」という快適さと「腕に跡が残りにくい適度な締め付け」を両立しているのがすごいと感じました。このぴったりサイズはApple Watchが軽く感じるレベルで、Apple Watchには睡眠計測機能が搭載されていますが、夜間着けたままでも気にならない軽快感なので睡眠計測用にもおすすめできます。

Appleの留め具無しのこのバンドはシリコン素材の「ソロループ」とポリエステルヤーン織り込みの「ブレイデッドソロループ」がありますが、今回紹介したブレイデッドが装着感でも見た目でもダントツおすすめ。価格は10,780円(税別9,800円)と少し高めではありますが、圧倒的に軽快な装着感は十分にその価格の価値があると思います。

3位:1,000円台で買えるコスパ最強「BRG」レザーバンド

Amazonにて1,000円台で購入できるレザーバンド。ブラウンとブラックのカラバリが用意されていて様々なファッションに合わせやすく、価格に対する質感の高さのコストパフォーマンスが抜群のバンドとなっています。

38/40mm用、42mm/44mm用とどちらのサイズもラインナップ。Amazonでもランキング上位常連で、人気のサードパーティ製バンドです。

個人的にはブラックの方を愛用しており、派手さは無いもののオシャレで服にも合わせやすい点がお気に入り。Apple Watchの有機ELの特性を活かした黒背景の文字盤とも相性が良く、お値段以上のスタイリッシュさ。

おすすめポイントは以下のとおり。

  • 1,000円台で買える圧倒的コスパ
  • ブラウン・ブラックの定番色で合わせやすい
  • レザーの質感が良く、つけ心地抜群

このバンドは何と言っても低価格で良い質感が味わえるコストパフォーマンスが魅力。低価格なレザーバンドは多く販売されていますが、価格に対する満足度は個人的に買ってきた中でも抜群。低予算でレザーバンドが欲しいという方には決定打と言っても差し支えない一品です。

4位:おしゃれな「エルメス」のドゥブルトゥールレザーストラップ

Apple Watch Hermès本体の購入から最も高頻度で愛用していて個人的に一番気に入っているものの、装着できる手首の太さが限られている点、金額も高額な点から万人向けにはおすすめできないのがこのHermès(エルメス)の二重巻きの「ドゥブルトゥールレザーストラップ」バンド。

エルメスを象徴するドゥブルトゥールの二重巻きのデザインで、とてもスタイリッシュ。現在販売されているものは40mm用のみ、対応する手首の太さが130-155mmで、細身の方しか着けられないため人を選ぶシンデレラのガラスの靴ではありますが、これが巻ける手首の細さの方であれば是非使ってほしいバンド。

上記の写真に写っているオーソドックスな「フォーヴ」のカラーは通年販売ですが、それ以外のカラーはほぼほぼ季節・数量限定販売となっており、気に入った色が出た時に押さえておかないとすぐに販売終了になってしまうという希少性の高さもあります。

こちらは追加購入した3色の「ヴォー・スウィフト(ブルー・ラン/クレ/ブルー・デュ・ノール)」という2019年春限定カラー。今買わないと無くなる!と思い、思い切って購入しましたが、実際すぐに完売してしまった色です。エルメスならではの色彩センスで、製品画像も実際の色も近くて高い満足度。

またAmazonなどでエルメス風格安バンドも多く出回っていますが、以前実際に比較してみた記事で書いたとおり、金具の工作精度やレザーの質感、しなやかさは段違いです。

おすすめポイントは以下のとおり。

  • 目を引くおしゃれな二重巻き
  • エルメスならではのしなやかな付け心地
  • 毎年発売される期間限定の新色

価格は税込み56,980円とApple Watchバンドの中では高額ですが、モノとしては本当に一番のお気に入り。水濡れに弱いため雨の日や汗をかく真夏は気を使うバンドではありますが、満足度が別格に高く、買ってよかったバンドです。


また、42/44mmのApple Watchを使っている方や、もう少し安く同様の二重巻きバンドが欲しい方にはCASETiFYのドゥブルトゥールバンドもおすすめ。高級感のあるイタリアンレザー製で38/40mm、42/44mm両方に対応しており、ブラック・レッド・ブラウンの3色をラインナップ。価格も11,000円と、エルメスの1/5程度です。

5位:フィット感抜群のApple純正スポーツループ(プライドエディション)

数あるApple Watchバンドの中でもフィット感・軽快感でずば抜けて優れているのがApple純正のスポーツループ。ナイロンで織られた二層の生地はクッション性があり肌触りが良く、面ファスナー式で手首の太さにぴったりフィットしてくれます。適合する手首の幅も40mm用が130-200mm、44mm用が145-220mmと幅広く、サイズ合わせがしやすいバンドです。

様々なカラーバリエーションが用意されていますが、以前のレビューで紹介した虹色のプライドエディションはその中でも存在感があり、カジュアルなファッションのワンポイントとしてイチオシのカラー。

おすすめポイントまとめは以下のとおり。

  • クッション性のある二層の生地で付け心地抜群
  • 面ファスナー式でサイズ合わせがぴったり
  • ファッションのワンポイントで使える存在感のあるカラー

税込価格は5,280円となっており、サードパーティのバンドと比べるとやや高いものの、純正バンドの中ではお手頃な部類。スポーツにもカジュアルファッションにも活躍する一本としておすすめです。

また、Apple純正品よりも低価格で同じスタイルのバンドが欲しい方にはWFEAGLのスポーツループもおすすめ。こちらは質感ではApple純正に劣るものの、999円という低価格で購入でき、純正に無いカラーバリエーションも揃っています。

6位: 1,000円以下で格安!「FRESHCLOUD」の細いシリコンバンド

水濡れに強く、スポーツや水場などのシーンでも使えるシリコン系のバンドの中でもおすすめなのが、以前レビューしたFRESHCLOUDというメーカーの細いシリコンバンド。

通常の太さのシリコン系のバンドは「いかにもスポーツバンド」といった印象で垢抜けない印象になってしまう事もありがちですが、このシリコンバンドの特徴は細くて上品な形状になっているポイント。特に女性や腕の細い男性にはおすすめで、シリコンバンドの耐水性を便利にコスパ良く使いつつも、こなれ感を出せるアイテムとしておすすめです。

おすすめポイントは以下のとおり。

  • シリコンバンドのため水濡れに強い
  • 細いシルエットで上品
  • 約800円で買える圧倒的コスパ

価格は記事公開時点でAmazonにて799円とかなり格安で、複数カラーを買って組み合わせるといった事も気軽にできる低価格帯。水濡れに強いシリコンバンドを一つ押さえておくにはおすすめの一本です。

7. スタイリッシュなApple純正モダンバックル

個人的に見た目が気に入っているのがApple純正レザーバンドのモダンバックル。スタイリッシュな見た目と着脱のしやすさを両立しており、ファッションアイテムとして普段使いしやすい一本となっています。


おすすめポイントは以下のとおり。

  • 光沢感のある留め具がおしゃれ
  • 留め具は長さをあらかじめ固定するので、着脱ごとにサイズを合わせなくて良いため楽
  • 季節ごとに販売される色が変わるためユニーク

ステンレスのApple Watchの本体との相性抜群の光沢感のある留め具は、さすがApple純正品といったところ。スタイリッシュにまとまっており、Apple純正バンドの中で最も見た目が気に入っているバンドの一つです。

留め具はあらかじめ腕のサイズに合った穴の位置で合わせておく仕組みのため、毎回「パチッ」とはめるだけで装着でき、着脱のしやすさも非常に楽。毎日使うバンドとしておすすめの使い勝手です。

写真で紹介しているのは個人的に気に入っている「ライラック」という色ですが、オーソドックスな定番カラー以外にもシーズンごとにユニークな色のモダンバックルが販売されているので、気に入った色があれば定番バンドでありながら個性を兼ね備えられる点もお気に入りポイント。以前レッドもレビューしていますが、色によって雰囲気もがらっと変わります。定価17,380円と価格が少し高額なのがネックではありますが、クオリティとしては間違いない一本です。

あると便利なバッテリー

Apple Watchは基本的に毎日充電が必要ですが、専用の充電ケーブルを持ち運ぶのは面倒。そんな時に重宝するのがこのキーホルダータイプのApple Watch専用のバッテリー


Apple Watch充電用のマグネット端子を内蔵したモバイルバッテリーで、これさえあれば約2回ほどApple Watchが満充電でき、しかも汎用のmicroUSBさえ繋げばそのままApple WatchをUSB充電可能。旅行や外出などにApple Watchを持っていきたい場合とても重宝するアイテムなので、Apple Watchユーザーは是非押さえておきたいアイテムです。

バンドの着せ替えはApple Watchの醍醐味

Apple Watchは簡単にバンドが着脱できる機構、そして豊富なバンドのラインナップにより、ガジェットとしては異例の幅広い着せ替えが楽しめるファッションアイテム。TPOに合わせてフォーマル・カジュアルともに朝の少ない時間でも着せ替えができるので、複数のバンドを持っておくと毎日違った新鮮さを楽しめるという醍醐味があります。Apple Watchを使っていて、おしゃれなバンドを探している方は是非参考にしてみてください。


Apple Watch本体は2019年に発売された「Series 5(約4.7万円)」のほか、2017年発売の「Series 3(約2.2万円)」も廉価モデルとして併売中。旧筐体ではあるものの、機能的にはApple PayでSuicaやiDなどの電子決済が使えてコスパ良く便利なモデルです。

また、よりお買い得に手に入れたい方はイオシスでは中古品のほか未使用品も定価よりも割安で手に入るのでこちらもおすすめ。現在販売継続中のSeries 3、Series 5だけでなく、Series 5と同じ外観ながら既に終売しているSeries 4が割安に手に入るのも狙い目です。

次の記事
前の記事
アバター画像

キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。